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地球環境条約集

かくたです。
                         2004年2月26日配信
「解説」のところなど、結構読みでがあるのですが、いかんせん、辞書的な体裁のも
のだけに、字が細かい。最近は、夜7時以降は、目が疲れて、ぜんぜん仕事にならな
いですものね。i-bookでメール、というのも、デスクトップに比べると目に負担が多
いです。
みなさん、気をつけましょう。

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34-5(141)  地球環境条約集

1993年初版
2003年第4版

160文書を収載。ヨハネスブルク宣言を新たに掲載。
主要条約当時国表をつけた。

環境問題を分野別に15章に分け、条約、決定および勧告、宣言、その他の順に並べて
いる。

第1章 総説
第2章 影響評価
第3章 自然および生物資源
第4章 海洋生物資源
第5章 海洋環境
第6章 国際河川・湖沼
第7章 大気
第8章 気候改変活動
第9章 廃棄物
第10章 有害物質
第11章 極地
第12章 宇宙
第13章 原子力
第14章 軍事兵器
第15章 貿易 4版から追加された項目

巻末資料
地球環境関連年表 1922年「国際野鳥保護会議」より2002年まで
主要条約当時国表
主要条約等原題対照年表

解説
2
1960年代には海洋、大気、淡水が希少な資源として認識され、同年代の終わりには科
学的知見にもとづく地球生態系の危機に対する国際社会の関心が増大し、...1972年
国連人間環境会議がストックホルムで開催された。,,,人間環境宣言によって国際社
会は環境問題に積極的に取り組む姿勢をはじめて明らかにした。
国家の権利・義務内容の拡充(1950-1970年代)
国家はその管轄権内または管理下の活動が、他国の環境または国際公域の環境を害す
ることがないように確保すべき一般的な義務を負う。
領域外、領域外私人、越境的な環境危険活動一般についても、国家の責任が確認され
ている。また、UNEPという調整機関が設立された。
時期の特徴としては条約の増加、国家の権利・義務内容の具体化、国際機関による法
原則の提示と推進。80年代の主要な課題の萌芽。
3
地球環境保護の新時代(1980年代以降)
オゾン層の破壊、二酸化炭素濃度の上昇、酸性雨、海水・淡水汚染、有害廃棄物の処
分に伴う汚染、動植物の種の絶滅、など広範な問題の現実的認識が広がる。そのため
に国際協力が不可欠。途上国への支援と協力。
92年環境と開発に関する国連会議でリオ宣言とアジェンダ21を採択。
97年、国連環境開発特別総会で、経済成長と環境保護の両立という理念を具体的に実
現することの難しさがあらためて浮き彫りにされ、時で来てきでない先進国の生産と
消費のパターンによって環境への脅威が増大していることが指摘された。
南北問題を抱え込む形での地球環境保護の新時代。
2002年、持続可能な開発に関する世界サミット「持続可能な開発に関するヨハネスブ
ルグ宣言と、実施計画の採択。
by eric-blog | 2004-08-20 10:03 | ■週5プロジェクト03
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