127-5(611) 学長 大学改革への挑戦
天野郁夫編、玉川大学出版部、2000
16人の学長へのインタビュー記録。全員男性。いちいち言わずには気がすまない性分。
松前達郎 東海大学 1927 電気工学
木村 孟 東京工業大学 1938 土木工学
内山秀夫 新潟国際情報大学 1930 政治理論・近代日本
陳 佳ジ 北京大学 1934 物理学
井村裕夫 京都大学 1931 医学
土橋信男 北星学園大学 1936 教育学
原田康夫 広島大学 1931 医学部
清成忠男 法政大学 1933 経済
小倉芳彦 学習院大学 1927 東洋史学
瀬在幸安 日本大学 1930 医学部
加藤 寛 千葉商科大学 1926 経済学
中嶋嶺雄 東京外国語大学 1936 中国語
市川太一 広島修道大学 1948 法学部
古屋忠彦 山梨学院大学 1942 法学部
末松安晴 高知商科大学 1932 工学
上野一郎 産能大学 1925 経済学
一貫教育を進める、一般教養に力を入れる、大学院までの長期化、外部のリソース活
用
大学のシステムというのは、かなり自由自在なのだと言うことがよくわかる。
日本の大学数 726校
学生数 250万人
毎年卒業数 60万人
78%が私学
大学院学生数 23万人(平成15年度)
平成17年の近似値的同世代才人口20-24才は約750万人。
教員採用数は毎年2万人程度。
ちなみに、大学院修了者の特徴について堀場製作所の堀場さんの指摘はおもしろい。
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/jinzai/haihu03/siryo3.pdf
◆◆◆BQOEガイドライン◆◆◆
・教育的人材育成のための2年間相当の教育課程を修了したと認められる人材を採用
する
・一人ひとりの学習者の視点から、責任あるコーディネーション、マネジメントを行
う
・教育目標、教育内容、教育方法に応じた適正な学級人数を実現する
・学び続ける組織の5原則を実践する【チーム学習、自己習熟、ビジョンの共有、自
己イメージの変革、システム思考】
・学習環境をすべての人のBQOLの観点から整える
・専門性、学際性、地域性、市民性、国際性などの観点から多様なリソースに対して
オープンな体質をつくる
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