ERICnews542号 グローバル・セミナーをふりかえる~今と未来の教育のために No.3

◆◇◆ 3.  連載:グローバル・セミナーをふりかえる~今と未来の教育のために No.3 ◆◇◆
(担当:鬼木たまみ)

この連載では、ERICが設立当初から10数年にわたって開催したグローバル・セミナーを紹介いたします。

◆◇第2回 グローバル・セミナー(1991.10.5-11.5)
「イギリス・オーストラリア・アメリカの国際理解教育の実践に学ぶ」
・講師:ミリアム・ステイナー(ワールド・スタディーズ・プロジェクト事務局長/イギリス)
    キャシー・ウィリアムズ(異文化コミュニケーション・スタッフ/アメリカ)
    ラルフ・ペットマン(シドニー大学政府・行政学部教授/オーストラリア)
・地域セミナー:東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、山形、長野、大阪(9都府県、34カ所)
・翻訳出版:『WORLD STUDIES(ワールド・スタディーズ)-学びかた・教えかたハンドブック』

第2回グローバル・セミナーは、国際理解教育、異文化理解教育、人権教育を専門とし、それぞれの実践者である海外講師を3人招き、(社)日本ユネスコ協会連盟、日本国際理解教育学会、ERICの三団体が協力して開催しました。
ERICでは第10回のグローバル・セミナーまで、セミナーに合わせて海外のテキストを翻訳出版しましたが、この年に発行した『ワールド・スタディーズ』は再版を重ね、1万冊を超える提供数となっています。

「ワールド・スタディーズは、批判的な思考を発展させ、自尊心や他者に対する敬意を養い、子ども達が社会や環境を改善してゆく運動に参加する機会を与えるのです。ワールド・スタディーズに於ける方法論は、誠実で他と協調的なものを基本としています。その中では学習のプロセスが結果とともに重要です。「知識」とともに「知恵」が大事なのです。教師の教え方のノウハウや、民主的で確実な教室運営の方法も述べられています」(講演録「過去の歴史・未来の方向-イギリスにおける国際理解教育」より抜粋)

講師のミリアム・ステイナー氏は、講演の中で、ワールド・スタディーズの実践の話だけではなく、ワールド・スタディーズを形づくった歴史的、社会的、経済的な流れや出発点、その思想に触れながら提言やメッセージを発しています。

講演録をご一読するとともに、『ワールド・スタディーズ』をお持ちの方は今一度、テキストを開いてみてください。お持ちでない方はぜひ、この機会に読んでみてください。

時を経たからこそ再確認できる理論や価値観、一人ひとりにとっての新しい気づきがあるのではないでしょうか。


* 講演録はこちらからご覧になれます
http://eric-net.org/project/gl obal_seminar/gs91_lecture.pdf

* 第2回グローバル・セミナーのプログラム、紹介記事はこちらから ご覧になれます
http://eric-net.org/project/gl obal_seminar/gs91_news.pdf

* テキスト『ワールド・スタディーズ』の紹介、ご注文はこちらから どうぞ。
http://eric-net.org/detail/WS- 25.html

http://eric-net.org/text-order .html

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by eric-blog | 2017-05-23 10:41 | ERICニュース | Comments(0)
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