年収90万円で東京ハッピーライフ

年収90万円で東京ハッピーライフ
大原扁理、太田出版、2016
2774冊目

30歳で隠居生活、とご本人は言う。

愛知の田舎から東京に出てきた時には、流行りだったシェアハウスに7万円を払って住みはじめた。東京で暮らすと言うことがどう言うことかわからなかったからだ。

一軒家の広々としたキッチンやリビングなどの共用空間と庭。素晴らしくはあったが、家賃を払うためにも働いていた。何かと物入りなのが東京ライフ。

でも、ふと気がつくと、東京の西の方にはもっと安い家賃のところがあるではないか?
 
自分は暮らしに何を求めているのだろうか?これまでの人生で「ヤリタイコト」「やりたくないこと」によって選択を明確にしてきた著者。

家賃のために働くのは嫌だ。で、28000円、ワンルーム、ロフト、キッチン、バストイレ付き、駅から徒歩20分の、いまの住処と出会う。

「住む」と言うかんじにもあるじゃないか、「人が主人公」なのが住まいだよ。

幅90センチほどの、キチネット。自炊に必要最低限のツールと冷蔵庫。

ワードローブは透明衣装ケース三段のみ。趣味は読書と散歩。

年収100万円以下なので、所得税は免除。年金も免除。将来が心配じゃないかって? 

いま、こんな調子で生きているんだから、大丈夫なんじゃないかと。

玄米菜食中心なので、怒ることが少なくなった。社会正義の憤りは別にして。動物実験、虐待、などには怒る。寄付もする。見かければ必ず。10円以下だけど。

それなりに友人も増えてきたと言う。

そんな著者にとって、辛かったのは学校時代だ。人と違うといじめられた。言うこと聞かないと殴られた。ヤンキーの礼を守らないと締められた。

中学校はジャージで通した。そしたら先生が諦めた。自分を貫くことってできるんだな。

イギリスにも行った。その時のスコーンと紅茶の文化は、いまも続いている。

インドのサロンもお気に入りの首巻きになっている。知った上でいまの選択がある。あとがきに堀江貴文さんが紹介文を書いてくれたとあるが、とりあえずこの本には収録されていない。本を書きたい、と言う気持ちが抑えられずに、この本が二冊目。システム2をマックスに生きていると、こうなる気がする。生きているって、丁寧に毎日毎日を生きれば、それがベストなんじゃない?賛成。

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by eric-blog | 2017-04-30 10:05 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)
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