差別されてる自覚はあるか 横田弘と青い芝の会「行動綱領」

差別されてる自覚はあるか 横田弘と青い芝の会「行動綱領」

荒井裕樹、現代書館、2017

2773冊目


すでに紹介している以下の本も参照してほしい。

われらは愛と正義を否定する 脳性マヒ者 横田弘と「青い芝」

横田弘、立岩真也、臼井正樹、生活書院、2016

http://ericweblog.exblog.jp/23757266/


著者は1980年生まれの研究者。なんとなく、胡散臭い感じで見られている感がある。しかし、解説者として有用なのではないだろうか。


「脳性麻痺者の自己は健全者に奪われている。ことへの自覚」


マハラバ村は横田の自立のきっかけになった場であるが、五戒がある。66


. 親子ゲンカすること

. 家出すること

. 自殺をすること

. 塩辛を食べること

. お酒を飲むこと


ま、男性中心文化の匂いがするよね。塩辛とか酒とか。


マハラバ村の『ころび草』より

「絶望して、絶望して、絶望し抜いた後であげる叫び、それこそが限りない命への賛歌であり、生きていることの証なのである。」70



人は弱いものを差別する。

どうしたって人は誰かを差別する。

そして自分は差別される障害者だ。

・・・自分が差別されたときにどう闘うかが重要だ。



そして、綱領に追加された「われらは健全者文明を否定する」に至った経緯。

『しょうがいを持つ生をありのままに生きる』より


電動車いすによって「できる」ことを安易に目指すことへの危機感。

健全者にやってもらうことで社会参加する機会。


脳性マヒを障害者と読み替えない。




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by eric-blog | 2017-04-28 12:56 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)
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