人生の意味が見つかるノート  2800人を看取った医師が教える

人生の意味が見つかるノート  2800人を看取った医師が教える

小澤竹敏、アスコム、2017

2768冊目


プロフェッショナルであったか、番組を見た。その独特の話し方、間の取り方に驚いた。受容とフィードバックなのだが、過剰にうなづかない。相手の目を見る。じっと。そして、言葉を反芻するかのように、相手の言った内容をフィードバックする。


ネットで調べて、そのような傾聴のトレーニングでもやっているだろうかと探したら、医療関係者のためのトレーニングがあった。残念。


参加した友人の話によると、やはり番組の時の話し方は独特で、セミナーではあそこまでのことはないという。


2800人の看取りと、副題にいう。しかし、一人ひとりは違うのだと、番組の中でもいっていた。その意識が「あなたの意味」を患者に実感させる。お風呂に入りたい、だって、家に帰って畳の上で死にたいだって、あなただからなのだと。


ディグニティセラピー


質問があまりにもこれまでのERICの研修の中で「問う」てきたものに似ているので、驚いた。心理学的な手法を演習に取り入れているのだから、当たり前か。

そして、各章のタイトルが示すメッセージも、セルフエスティーム系のワークに共通しているね。


○は異なるもの。


共通点・異質点を味わう。


素直に、どの問いにも答えてみる。思いもしなかった問いが、「人生の終わり」が見えた時を穏やかに過ごすための「リフレクション」になるのだなあ。



第1章 人生の意味を探す


問い: これまでの人生で幸せだと思ったことは何ですか? あなたにとって良い人生とは何ですか?


問い: やり残していると感じ後悔していることは何ですか。誰かに委ねられる身とはありませんか?


問い: もし大切な人にメッセージを残すなら、何を伝えたいですか。


問い: 自分が生き生きと輝いていたと思える瞬間を書き出し、その時の幸せな気持ちをもう一度丁寧に味わって見ましょう。


第二章 平凡な人生はなく、価値のない人もいない


問い: 自分が選んでいること、選んできたこと


問い: 誇りに思えること


問い: しなければならないと思っていることを全部書き出して見ましょう。これだけはやりたいと思うものはどれですか。しなくていいと思えるものは?


問い: 結果にかかわらず、これまでの人生で努力したと思えることは何ですか。その努力から得たもの、学んだこと。


○問い: どのような状況で、人生にどんな感想を抱いて、この世を去りたいですか?


○第3章 死を前にしても、笑顔で過ごすために

 

問い: 悩みや苦しみの中であなたの支えになったのは?


○問い: あなたの望みが叶った時、よろこんでくれる人


○問い: 大切な人と心がつながったと感じられた瞬間


問い: 話を聞いてほしい人、聞いてあげたい人は誰ですか。お互いに伝え合っていない本心があれば、書き出して見ましょう。


第4章 今日一日を大切に過ごす


問い: 身の回りの自然に目を向ける。気づきを書き出す。


○問い: あなたが今、遠慮していること我慢していること。手放せるものはありますか?


○問い: あなたが今判断に迷っていること。あなたが相談したい人ならどんな答えを出すだろうか?


問い: あなたは未来にどんな希望や夢を抱いていますか?







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by eric-blog | 2017-04-21 09:38 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)
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