西淀川公害から学ぶ
あおぞら財団 公害フォーラム フィールドツアー 2017
「誰が川を汚したか?」の大気汚染版が欲しい?
あるいはこのプログラムでやっておいて、応用力を求める?
プログラムの目標がわからない。
ESDあるいは地球市民教育、市民性教育としてのねらいが明確にされていない。
プログラムは三つの要素で構成されている。
発生
患者
裁判と対策
「発生」については、先ほども指摘したように「誰が大気を汚したか?」を、大気汚染という「点源」環境汚染と「面源」環境汚染の両方の要素を持つ環境問題として、今の社会に生きる私たち自身も加害者であるという視点、複数の加害者に責任を取らせることの難しさを押さえておく必要がある。
「患者」については、人権学習からしっかり目標を学んで欲しい。共感的理解、社会的弱者に被害が集中する。などなど。自分自身はどの立場であるのかを認識し、それぞれの立場で行動できることは何かを考えて欲しい。
「裁判と対策」は、とても専門的な知識や情報、用語がずらずら並んで来る部分。なんだか、専門家しか行動に携われないような印象すらある。そうなのか?
伝えたいことはなんだろう?
棄民国家を変えるのは市民社会しかないのではないだろうか。
http://ericweblog.exblog.jp/238091832/
テーマ型学習は今や72もの「◯◯教育」が学校にひしめいているという。
今、学校に求められる力は、それらをコーディネートして、カリキュラムとしての整合性を取っていくことなんだろうなあ。しかし、教員のほとんどは自分の授業実践にすら、教材研究する時間が取れないのが現実。