市川猿之助襲名披露のときの舞台を映画化したもの。
芝居の前の口上では、本人の襲名に加えて、市川中車(香川照之さん)及び段子の初公演であることも紹介された。
香川照之さんは先代の市川猿之助さんの息子。その繋がりで香川さんは自分の息子(段子)を歌舞伎役者の道に進ませた。その厳しい稽古を、自分もやらなければ、息子に示しがつかないと、歌舞伎界に入門したというのが流れ。
結果からいうと、香川さんの息継ぎは歌舞伎のものになっていない。
からだ動かしすぎ。瞬きしすぎ。
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/22/
新橋演舞場における、猿之助の二代目市川猿翁、亀治郎の四代目市川猿之助、香川照之の九代目市川中車 襲名、中車の子息 五代目市川團子の初舞台で上演され、日本中を席巻した『ヤマトタケル』がふたたび映像でよみがえります。
脚本・演出
配役
- 小碓命(おうすのみこと)後にヤマトタケル/大碓命(おおうすのみこと):市川 猿之助
- 帝(すめらみこと):市川 中車
- タケヒコ:市川 右近
- ワカタケル:市川 團子
- 兄橘姫(えたちばなひめ)/みやず姫:市川 笑也
- 弟橘姫(おとたちばなひめ):市川 春猿
- 老大臣:市川 寿猿
- ヘタルベ:市川 弘太郎
- 帝の使者:市川 月乃助
- 倭姫(やまとひめ):市川 笑三郎
- 熊襲(くまそ)弟タケル/ヤイラム:市川 猿弥
- 皇后(おおきさき)/姥神:市川 門之助
- 尾張の国造(くにのみやつこ):坂東 竹三郎
- 熊襲(くまそ)兄タケル/山神:坂東 彌十郎
カーテンコールで猿翁が出てきた時にはウルウルしてしまった。
■尺八奏者の「密息」が面白かったけれど、まさしく、そうなのだなあと納得だった。
http://ericweblog.exblog.jp/237698002/