ERIC NEWS 535号 byERIC ともによりよい質の教育をめざして  2017年4月2日

ERIC NEWS 535 byERIC ともによりよい質の教育をめざして  201742

ESDファシリテーターズ・カレッジ! すべての学びを参加型で!

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                   (文責: かくた なおこ 角田尚子

                     http://ericweblog.exblog.jp/

twitter : kakuta09  FBもやってます。)


今回のニュースから2017年度です。東京は桜が三分咲き。満開にはなりませんでしたが、日曜日はいい花見日和になりそうです。


2016年度は51本のニュースを四名の執筆者で発行することができました。

リストをホームページに載せました。

http://www.eric-net.org/news/ERICnews2016.pdf


各号ニュースを縦断する新しい連載として「ファシリテーター100の概念」を始めます! かくた担当。

これまで「アクティブ・ラーニング数え歌」とか、「Toolbook1,2,3などのアイデアを立ち上げましたが、ファシリテーター養成講座のためのハンドブックも分厚くなるばかりで、では内容が一回の研修でカバーできるかというと、それは無理。ではなぜ配る? もっと必要な情報が必要な時に取り出しやすい方法を考えよう!


で、やっぱり使い馴染んだ「ブログ」に連載。ということになるのかなあ。

お楽しみに! 


ERICのファシリテーターがまとめているブログについては、ホームページで紹介しています。

http://www.eric-net.org/by-eric.html#WITH


最近、鬼木さんが草創期のERICニュースレターと通信のバックナンバーをPDF化してブログにアップしてくれました。1980年代を踏まえて提起された「参加型学習」、学習者中心の教え方・学び方の提案など、いま改めて見ると、社会の変化を感じます。


写真や図柄も多くてみやすい画面になっています。ぜひ、読んでみてください。

http://eric-net.org/project/newsletter/nl_no1.pdf


◆◇◆目次◆◇◆


◆◇◆1. ERICのテキストよりbyERIC『問うこころ』

◆◇◆2. ファシリテーター100の概念『「問う」を問う』

◆◇◆3. ESDファシリテーターズ・カレッジ2017 のご案内

◆◇◆4. by ERIC 在庫処分2016!

◆◇◆5. with ERICこれまでの活動



◆◇◆1.  ERICのテキストよりbyERIC 『問うこころ』 ◆◇◆


2016年度の後半は、私自身も「問う」技術について学ぶ機会が多かったです。


2009年に、小冊子『問うこころ』を出しました。A5サイズで、50ページ程度。


目次がないのですが、ページ順に内容をご紹介します。(ページ番号)


  • λあなたは参加の文化を体現していますか?1
    • ¬Yes  そう言える五つの根拠2
    • ¬No  そう思う五つの根拠3
    • λあなたのいいところ誇りに思うこと4
    • λ悔しいことは何悲しかったことは何5
    • ¬悲しかったこととの和解の方法4R's6
    • λ残念なことは何?どんな手だてを立てますか?7
    • λあなたのねらい、ねがい、ねついの根拠は何ですか?8
    • λ本当に満たされたいこと価値観の成長のためにしていることは何ですか?価値観の成長を感じたときはどんな時?9
    • λ対立の良い面は何ですか?
    • ¬CR10のスキルの良かった点、そこから得たものは何ですか?10
    • ¬事実と感情を分けて考えるために、あなたが問う問いは何ですか?11
    • λどんな態度・姿勢・行動が、何から、誰から、いつ、どのように、なぜ、どこで、学ばれたでしょうか12
    • λついついやってしまうことを意識化する手だては何ですか?13
    • λその時についてのさまざまな感情は何ですか?
    • ¬より心地よい感情
    • ¬より認めたくない感情14
    • λその時のいいところはどこ
    • ¬その時のことで悔しい、悲しいこととの和解の方法4R's15
    • λその人についてのさまざまな感情は何ですか?
    • ¬より心地よい感情
    • ¬より認めたくない感情16
    • λその人のいいところはどこですか?その時のことで悔しい、悲しいこととの和解の方法4R's17
    • λあなたの感情の扱い方で、好きなの、苦手なののはどれですか?それは、なぜですか?18
    • λふりかえることを難しくさせているのは何ですか?19
    • λワールドスタディーズ「わたしは問いかけつつ教えているか?20-24
    • λ点検の視点をどのように活用していますか?
    • ¬点検の視点を高めるためにしていること25
    • λなぜ加害を語れないか?
    • ¬向き合うために必要なこと26
    • λなぜ被害を語れないのか?
    • ¬向き合うために必要なこと27
    • λV&V「わたしは未来を学ぼうを行なっているだろうか?28-32
    • λからだからのメッセージを受け止めているか?33
    • λこころはここにあるか?
    • ¬こころを込めて行なっているか34
    • λ一人ひとりの学びの視点に取り組んでいるか?35
    • ¬学びのために適正な人数や場、条件を整えているか?36
    • λ学びの場がよりよい質の生きるということを実現しているか?37
    • λすべての人のよりよく生きるということのために学びの環境を整えているか?38
    • λ生きるということの質を高めるものは何か?39
    • λ多様なリソースに対して開かれた場を作れているか?40
    • λ学ぶ力のある人を育成しているか?
    • ¬学ぶ力をどのように評価するか41
    • λNAAEE「優れた環境教育のためのガイドライン42-45
    • λ自分自身の教育活動に誇りを持てていますか?46
    • λ持続可能な社会に向けて、モデル、模範を示せているか?47
    • λ問う姿勢のためにあなた自身が自らに問うている問いは何ですか?48


新学期に当たって、「問う」視点を洗い出し、優先順位をつけ、そして点検の視点として、改善に活かしていただけますように。


◆◇◆2. ファシリテーター100の概念『「問う」を問う』


ERICのホームページにとりあえず『問う心を育てるv2』のパワーポイントをアップしました。


  • ν「問う」ことを問う
  • νQFT 質問づくりテクニックのルールの共有
  • ν問う: テーマについて考えられる限りの問いをブレストする
  • ν問いを分析する、言い換えてみる: 「閉じた問い/開いた問い」
  • ν優先順位の高い問いを三つに絞る: 選んだ理由などを確認する
  • ν「問い」に対する次のステップ: 知りたいこと、知るためにとる行動
  • νふりかえり


問いというものは、合わせ鏡のようなものですね。覗き込めば覗き込むほど、深く踏み入ることができる。問う心は疑うところから。疑うことは、違和感から。「問う」ことは弱者の力であるのに、いやだからこそ、「問われる」べき側からは阻まれる。

青い芝の会の行動綱領に言う。「問題提起だけが存在意義だ」と。彼らの問いが私たちの社会を、より遠くまで連れて行ってくれる。


「いい問い」「正しい問い」「危険な問い」「後ろ向きな問い」と言うものもあるのだろうか?


http://www.eric-net.org



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by eric-blog | 2017-04-03 11:51 | ERICニュース | Comments(0)
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