デザイン・イズ・デッド?

デザイン・イズ・デッド?

未来を変えるデザインプロジェクト、ダイヤモンド社、2017

2847冊目


『ライフ・シフト』が166人待ちなので、他に彼女が描いたものを読むことにしたら、この本で、「平均寿命100年時代の働き方をデザインする」というインタビュー。基本は『ワーク・シフト』の考えを。


価値が高まりそうな選択肢の条件を三つあげている。


・その知識や技能が価値を生み出すことが広く理解されていること

・そうした知識や技能を持つ人が少ないこと

・それが模倣されにくいこと



だめだ。教育学をやっている限り、生き残れないなあ。


より良い働き方をデザインすることは、すなわち良い人間関係をデザインすること。83


とはいえ、この本を手に取ったことで得たことは、馬場マコトさんの寄稿「デザインは生き残れるか?」だ。


言葉だけの国になった日本に警鐘を彼は鳴らしている。


国家デザインはビジョンなしにはできない。ビジョンが見えないまま、言葉だけが語られる。


マイナンバー制度のマイナちゃんも挙げられている。どこに理念があるだろうか。


そして、馬場は2020年の東京五輪のエンブレム競作コンペを取り上げる。

104人を限定し、思想、哲学を競わせることで国の未来は見えてくる。


しかし、104人のアーティスト達は国にはオリンピックを機に明日の日本を変える意思がナイト結論づけた。その証左が佐野作品だ。結果、ビジョンなしというただので材は、模倣探しの餌食にさらされる。 115


第二回野老朝雄の作品は、江戸情緒あふれる大会開催告知マークに過ぎず、オリンピックを機に低迷する日本をどう動かすという、国の指針は一向に見えてこない。116


ということで、「デザインは死んだ」のか。


デザインは、リアルなのだ。



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by eric-blog | 2017-07-22 15:58 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)
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