スマホ廃人

スマホ廃人

石川結貴、文藝春秋新書、2017

2840冊目


スクールカーストというのは2012年に鈴木翔さんによって書かれた『教室内カースト』という本による。


ネット上のグループにランキングがあり、序列化されているという。


リアルな世界では気が強いとか仕切り屋さんが実権を握るが、SNSではマメで親切、情報通、コミュニケーション能力が高いなどが上位に位置する。78


『つながりを煽られる子どもたち』「自分の気持ちは関係なく、みんなが求める自分像」80


ゲームをオンラインでやるグループも、互いの承認によって成り立っている。

ゲーム内課金に手を出してでも、上位を獲得したい。そのために万引きまでしてしまうという。91


ゲームの中での自分の地位を守りたいがために、リアルに万引き?

そして現実の世界での犯罪者になっていってしまい、居場所を失う。


ネット依存を図る八つの指標をキンバリー・ヤングが出している。118



没入感

時間麻痺

制御不能

禁断症状

時間

実生活上のトラブル

隠蔽

現実逃避


大人もネットにハマる。

換金型のサービスだ。160


初回無料、ポイント付き、ワークなど。

そこから抜け出せた一人が、かけた時間と儲けたお金を計算して見たら、時給25円程度だったという。165


会社でもSNSで位置情報を把握されている。就職活動でもSNSで「見られている自分」を演出。


ある会社の就職面接が親切だったという書き込みも、他の会社から見ればNG180


JKビジネスに取り込まれるケースも。


大変だなあ。


13時間、スマホをしていたら、一年45日を費やしていることになる。

夏休みより長い時間をかけて、何をしているのだろうか? と著者は問う。222


これからの子どもは全てが記録された成長記録が管理されていく。20年後、どんな世界が待ち受けているのだろうか?


「えー、あなたのライフログ、この程度しかないの? かわいそうに」なんていじめも出てきそうだ。



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by eric-blog | 2017-07-17 15:43 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)
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