ERICnews541号 GS連載「第一回 地球の未来と教師の役割」

3. 新連載「グローバル・セミナーをふりかえる〜今と未来の教育のために」 No.2  鬼木たまみ

この連載では、ERICが設立当初から10数年にわたって開催したグローバル・セミナーを紹介いたします。
第1回 グローバル・セミナー「地球の未来と教師の役割」(1990.10.17-21)
講師: ジャネット・ハント(オーストラリア海外援助協議会・教育担当ディレクター/事務局長代理)、ロバート・フリーマン(グローバル・エデュケーターズ会長)
地域セミナー:東京、神奈川、埼玉、茨城

第1回グローバル・セミナーは、ERIC設立記念イベントとして講演会から始まり、関東地方の8カ所で地域セミナーを開催しました。
グローバル・セミナーの特徴のひとつが地域セミナーです。地域セミナーでは、海外から招いた講師が全国各地に出かけ、参加型の研修を行いました。ERICはこの地域セミナーを通して、各地の教育実践者のみなさんと学びとつながりを深め、今にいたっています。

「自己の社会の価値観に根ざした土台を築くこと」
「基本的理念を明確にすること」
「教育システムの中に基本的理念を取り入れ、質をさらに高められるようなしくみをつくること」

これは、講師のロバート・フリーマン氏が講演「国際理解教育を根づかせるために」の中で述べている3つの提案です。
講演録には、同氏の「尊重こそ人々の理解と協力を勝ち得る鍵であること」という言葉とともに、第1回グローバル・セミナー開催時から四半世紀以上を経た今でも生き、活き続けるメッセージがあふれています。ぜひ、ご一読ください。

*講演録はこちらからご覧ください
http://eric-net.org/project/global_seminar/gs90_kouenroku.pdf

* 第1回グローバル・セミナーの紹介記事や当日プログラムなどはこちらからご覧ください
http://eric-net.org/project/global_seminar/gs90_news.pdf

4. ファシリテーター・ハンドブック5「経験の広がり」  角田 尚子
経験学習のアプローチは二つの意味で単発のアクティビティを取り入れるだけでは不十分だと言えるでしょう。
一つは「経験を味わう」「経験を共有する」でも指摘したように、経験学習は「経験から学ぶ力」そのものを習熟することを目指しています。習熟とは、できるようになるまで何度も何度も繰り返すことに他なりません。それはコミュニケーション、協力する仲間についても同様です。単発のアクティビティ実戦では、その目標は達成されません。
もう一つは、「経験の広がり」を提供することが教育の役目だからです。自分自身の環境や社会を手掛かり、足がかりにして、国際理解教育、ESDは、学習者を広い地球、あるいは宇宙にまで連れ出していく必要があります。現在の学校カリキュラムに欠けている視点を洗い出し、それを補いつつ、本来のESDの目的である地球市民意識と行動へと、導いていくのが、課題です。
このモジュールでは、教科カリキュラムを中心とした学校カリキュラムの中に、どのように国際理解教育やESDなどの学習活動を取り入れていくことができるかを考える手がかりを示しました。
http://www.eric-net.org/news/FH17Scope.pdf
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by eric-blog | 2017-07-17 10:20 | ERICニュース | Comments(0)
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