人間拡張の原理 メディアの理解

人間拡張の原理 メディアの理解

マーシャル・マクルーハン、竹内書店新社、1967

Understanding Media==The Extensions of Man

2817冊目


ホットなメディアとクールなメディア

メディアはメッセージである。


竹村健一氏の紹介によって第一次マクルーハンブームが起きたと、ネット情報はいう。


マスコミに登場した竹村氏の「僕なんかこれだけですよ」なんて情報の切り取り方を語っているコマーシャルを覚えている人も、もういないだろうなあ。

竹村氏こそがメディアのなんたるかを語る「メディアの申し子」のような存在だったと思う。


鉄道網ですら、成し得なかった人間環境の拡張を支えているのは電気である。電気にターミナル駅は必要ない。


貨幣、車輪、文字、その他度のようなメディアも、交換や情報の専門分化を早め、部族的構造を細分化する。電気は技術革新をさらに激しくする。35


与えられる情報が少ないクールメディア、低い精細度。参加によって完成する度合いが高い。


ホットメディアは、受け手が補完する部分が少ししかない。参加の度合いが低い。


専門文化的技術は部族を解消する。


しかし、「ホット」に見えるのは粗い、参与する余地の多い芸術形態であり、「クール」に見えるのは、抽象的で高度に文字文化的な形態。46


何がクールで何がホットか。


竹村氏の言っていたことと、逆に書かれている気がするなあ。

電話がクールなんだから。



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by eric-blog | 2017-06-17 10:30 | □週5プロジェクト17 | Comments(0)
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