子ども食堂をつくろう! 人がつながる地域の居場所
NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワーク、明石書店、2016
2627冊目
http://toshimawakuwaku.com
2012年から始まって、まだ4年。二年目で全国的なネットワークになり、そして、今や豊島区内だけでも10箇所を数えるという。
http://kodomoshokudou-network.com
言い出しっぺである栗林さんは、子どもさんのアレルギーから食と外遊び、そしてプレーパークへと活動を広げた人。
同じくプレーパークをしていた
天野さんに声をかけてWAKUWAKUが始まった。
最初の子ども食堂は、栗林さんがお子さんのために天然酵母のパン作りを学んだ山田さんの家。
NHKの取材が入ったことで一挙に全国区。
WAKUWAKUでのこの秋から「ホームビジター」という家庭を訪ねて子育て支援をする人も養成していたりする。無料学習支援もやっているし。
http://toshimawakuwaku.com/2016/08/17/hv/
子どもの問題に向き合っている。
湯浅誠さんは、子ども食堂運動を次のように整理している。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/20161016-00063123/
地域の場づくりをメインとしてターゲットを限定しないタイプと
個別のケース対応でターゲットを子どもに限定。課題発見の場。
WAKUWAKUは後者だなあ。次から次へと、子どもの課題にどう向き合うかを提案している。でも、それが結果的には地域のつながりづくりになっているようにも思えるが。
「あなた色の子ども食堂、つくってみませんか?」
場所は多様だ。
公民館、集会室
町会の集会所
お寺、教会、神社
http://shinshu-kaikan.jp/access
児童館
高齢者施設
飲食店の定休日
企業
この前、グリーフサポートせたがやのファシリテーター養成講座であった春藤さんも、三軒茶屋で子ども食堂やっているって言ってたなあ。三茶生まれの三茶育ち、三茶ラブの人たちの協力でと。東京にも強い地域の絆のあるところもあるんだなあと。
孤食の夜はどこかに出かけてみようかなあ。うん、そうしよう!