ERICnews488atERIC/from ERIC2016年5月8日

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ERIC NEWS 488号 ともによりよい質の教育をめざして  2016年5月8日
ESDファシリテーターズ・カレッジ! すべての学びを参加型で!
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(文責: かくた なおこ 角田尚子
http://ericweblog.exblog.jp/
twitter : kakuta09  FBもやってます。)

このニュースが届く頃は、TEST in 大阪2016を、御幣島駅近くのあおぞら財団の研修室でやっている最中のはず。

去年も同じ会場でやったのですが、栗本知子さんが財団で働き始めたのが、知るきっかけ。あおぞら財団は、公害問題についての経験値がとても高いところですが、一昨年、昨年のESDがらみでのくりともさんの活躍は、まさしく「水を得た魚」。

わたし自身、全国自然保護連合やその他の大会で、現地見学会が開かれるのに、そのノウハウがどこにも蓄積されていないことが残念でならなかったのですが、それらの知見を積み上げてくれそうな動きもあります。

一つは「公害資料館連携フォーラム」
http://ericweblog.exblog.jp/20265034/

一つが政党に対する公開質問状です。

日本における市民運動が、「公害問題」という住民運動に根ざしながら、どのように発展していけるか、一つのモデルケースだなと思っています。そのような連携がESDの「サービス学習」の実践とどう関われるか、今回のTESTでもしっかり考えたいと思っています。


◆◇◆目次◆◇◆
◆◇◆1.  TEST in 大阪 教育力向上講座 Since 2003 and Next!
◆◇◆2. 2016年度、ERIC主催研修 ESDファシリテーターズ・カレッジ
◆◇◆3. by ERIC これまでの活動


◆◇◆1. TEST in 大阪 教育力向上講座 Since2003 and Next!◆◇◆

1999年度のERIC主催研修の一コースとして始まったTEST。3月という年度末に、主催研修の総まとめのような形で実施してきました。そして、TES in 大阪は、2003年から始まり、毎年欠けることなく、14回目の開催。

そして、なんと、東京での開催よりも、いつも人数が多いのです!

ネットワーカーがコア・メンバーにいるから、ですね。

最初の頃は「セッション分担方式」でしたが、いまはかくたがファシリテーターをしています。「据え置き型ファシリテーター」を目指しているので、なるべく、参加者の発意でころがっていくように、支援しています。

アクティブ・ラーニングは、まさしく、学習者が学ぶこと。

今回は次のような「補助線」を準備しました。素材があって、それをぢう調理するかのHowがあれば、後は参加者が舵取りしていく。

セッション1 共通基盤づくり

共通基盤づくりで扱うのは以下の課題です。(『STEP5』参照)
・ノートテイキング、傾聴、話し合いの心がけなど、参加のスキルを整える。
・研修の目標や期待の共有
・研修の目的に従った「アクティビティ」を何か一つ。これによって「テーマ」についてのキーワードなどについての共通理解を耕し始めて行く。

スキル、言語、共通理解の醸成。それがセッション1でやりたいこと。

TEST2016では、地学の教材として「石」がハンズオン、リアリアとして持つ力は何かを考えました。
http://eric-net.org/news/LB21TEST16.pdf

新聞記事の日付からわかるように、前日のものです。地学オリンピックで、参加者たちが「石」を読み解く。その読み解く力をつけていくのが地学の学びである。ではどういうことを知っていれば、いいか。そこから地学のカリキュラムが構成されていく。地球の歴史を内包している「石」にわくわくさせられました。

TEST in 大阪2016では、この前研修会に参加させてもらった二之江中学校で見た「相似」の証明問題を素材にしようと思います。どうすれば、「アクティブ・ラーニング」の質をあげることができるかを考えたいと思っています。
http://ericweblog.exblog.jp/22739934/

二之江中学校は、「コの字型」に机を並べて、そこに四人一組で「学び合い」を組み合わせた実践を、もう10年以上続けている学校です。最初、本当に低学力、低意欲などの課題を抱えた学校として取り組み始めたという経緯があるからか、校長先生には本当に熱意を感じました。

しかし、授業検討会は「コの字」ではあったが、グループ討議はなかったのでちょっとがっかり。さらには、35名ほどの教員中、8名が新任、つまりは25%、1/4ぐらいが入れ替わる状態。

教員の人事異動は、いろいろな理由があると思いますが、一番の理由は「教組つぶし」だとわたしは思っています。長年同じ学校にいると、仲間づくりもしやすいですからね。

ま、そのような根無し草化された教員が、どこまで「アクティブ・ラーニング」の主体としての学習者を育てることができるか? 疑問です。

では、私立校だったらいいのか? そういう面もあると思います。

「根無し草化」された教員が、「コの字型、四人グループ」の実践をやっている学校に異動してきて、一生懸命適応しようとしているのが、伝わってきました。でも、数年、この学校でその方法をやったからと言って、次の転任先でもその実践を続けるかどうかは、わからない。

単独で実践している方が出している本もありますが。
http://ericweblog.exblog.jp/22774143/

とても楽しみ。

セッション2 ESDの目標を再確認する。
セッション3 ESDの学び方「サービス学習」
セッション4 ESD推進のバリア
セッション5 価値観は育ったかな?
セッション6 個人的行動計画

セッション1で、参加者のコミットメントを引き出せたら、その後はついてくる。

楽しい二日間になりそうです。


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by eric-blog | 2016-05-04 17:53 | ERICニュース | Comments(0)
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