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子どもに「ホームレス」をどう伝えるか いじめ・襲撃をなくすために

子どもに「ホームレス」をどう伝えるか いじめ・襲撃をなくすために
生田武志、北村年子、ホームレス問題の授業づくり全国ネット、太郎次郎社エディタス、2013
2449冊目

この全国ネットが主催するワークショップに参加したことがある。
写真やホームレスご本人たちとの質疑など、よく準備された勉強会だった。
また、この本にも収録されている北村年子さん自身の「まちがい」についてもお話され、圧倒された。

人権問題を学ぼうとするとき、「当事者」であるリソースパーソンは強力だあ。

でも、そのような資源に頼る必要のないプログラム開発をしてきた者としては、複雑。「実物」「実存」にまさる「リアリア」はないものねぇ。

子どもたちの学びも感想もすばらしい! ホームレス襲撃は「路上のいじめ」。その通りである。


こんなビデオを作っている人もいる。直接、自分たちにかけられた言葉ではないけれど、ツィートされたり、社会に出回っている言葉に、どれほど彼らが傷つくことか。そして、そんなことが言われているだろうということを、彼らは知っている。このビデオのように「読む」ことをしなくても。そのことが彼らの心を怯えさせている。

http://omeleto.com/222017/

人の心を怯えさせるもの。それがいじめだ。虐辱。「怪獣の名前はなぜガギグゲゴ」というタイトルの本があったが、つらい言葉はガギグゲ濁音だ。
by eric-blog | 2016-02-24 12:30 | ■週5プロジェクト15
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