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重症児のきょうだい ねえ、聞いて 私たちの声

重症児のきょうだい ねえ、聞いて 私たちの声
家森百合子・大島圭介・全国重症心身障害児(者)を守る会近畿ブロック、かもがわ、2010
2438冊目

ママたちが非常事態 NHK
http://www.nhk.or.jp/special/mama/qa.html
人間は共同保育をすることで、多産になった。

直立歩行のために骨盤が狭くなり、脳が未熟なまま生まれる。結果、ゆっくり育つ脳となり、それは適応的に発達することができる脳になった。

我慢することができる前頭前野の働き
が育つまで、「イヤイヤ期」と呼ばれる欲求に振り回される時期(2-3歳)が続く。

オキシトシンによる愛憎倍増。「ほめてもらえる」と愛情が湧く。

しかし、いまの社会でどう解決すればいいのかについては何もなかったなあ。

この本で紹介されている障害をもった子どものきょうだいたちも、同じ境遇の人で集まることで、共感が得られ、また、自分たちの境遇について、少し客観的に見ることができるようにもなる。

そのことが障害を持つ人とともに生きることについての理解も深める。

きっと、人間には理由があるはずなのだ。
by eric-blog | 2016-02-03 17:51 | ■週5プロジェクト15
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