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沖縄の自己決定権 その歴史的根拠と近未来の展望

沖縄の自己決定権 その歴史的根拠と近未来の展望
琉球新報社・新垣毅、高文研、2015
2434冊目

サンフランシスコ条約発効の日、4月28日を「主権回復の日」として式典が行われた。2013年のことだ。その時、安倍首相は万歳した。あの光景は忘れられない。天皇制を持ち続けることの危うさが、浮き彫りになったとわたしは感じた。

その4月に菅官房長官が沖縄訪問。琉球新報社の社長である富田さんが「陛下からお言葉があるか」と確認。長官は「ある」と応えた。

それはむごいのではないかと、社長は応じ、挨拶はないことが確認された。

以来、この日が再度祝われることはない。

琉球は独立国として、ペリーには認定されていた。その上で占領しようとしていたのだが。36

琉球処分という言葉からして、沖縄の位置を明確にするものだと。

野村浩也さんは言う。「沖縄にとって、日本は帝国であり、植民者なのだ」と。
by eric-blog | 2016-01-28 15:27 | ■週5プロジェクト15
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