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ボイストレーニング by 尾飛良幸さん

ボイストレーニング by 尾飛良幸さん
http://conception.at.webry.info
2016年1月23日 10:00-12:00

基本の「き」のスピンオフ企画。鈴木泰子さんという主宰者の方が、「びびっ」と合意できたボイストレーニングなのだそうだ。

わたしもとても良かった。五つの原則。

1. 自分を知る
2. 楽器を整える
3. 表現力を磨く
4. 自信をもって緊張を退治する
5. 日常で実践する

1. 自分を知る

何が美声か悪声かについてのまとめから入り、「いい声」が出るようになると本人の自認としては「悪い声」になっているように聞こえる。それは外声(自分の出した声が耳から入って聞こえる声)と内耳(発声器官から骨伝導などの物理的振動を通して聞こえる音)の重なりが自認の声なので、声のトレーニングをする場合は、必ず録音すること。
二人の人をサンプルとして30秒自己紹介をしてもらう。それを録音し、音量と声調をモニターする。
目標は、音階を10段階以上の幅をもって話せる、歌えるようにすること、音量は90db以上を目指す! 

2. 楽器を整える
楽器とは自分のからだと声のこと。
・足の裏の三点でしっかりと立つ。親指の付け根、小指、かかと。
・ひざを少し緩める。
・骨盤を返す。
・     骨盤と肋骨の一番下の骨の間を広げる
・耳の線がからだの側線にそってまっすぐになるように。
・あごをひく。

立ち姿は少しふんぞり返った感じ。
そして、呼吸はたっぷりと。
・もうちょっと吸い込む。
・「あ」の口で、一気に吸い込む。
・肺の高い位置に貯めた空気は使わない。

3. 表現力を磨く
「金のオノ、銀のオノ」のスクリプトを使って、読んでみる。
・言葉を区切る。一つひとつの区切りに「意味」を付与する。
・一オクターブ以上の幅を意識して取り入れる。
・一単語ずつに高低を変える。

すらっと読んでしまったら、伝わらない。区切ることで意味をつけられることがよくわかった。おもしろいねぇ。

4. 自信をもって緊張を退治する
「みんなに見られている」のではなく「みんなを見ているわたし」。伝えたいわたし。矢印の方向を変える。
・誰に対してかを明確にする。舞台に立つ場合は、聴衆の中で「一人」を決める。

5. 日常で実践する
・姿勢
・たくさん吸って話す
・大きく話す
・音を動かす
・話す前にイメージする。
by eric-blog | 2016-01-24 16:40 | ◇ブログ&プロフィール
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