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脱永続敗戦論 民主主義を知らない国の未来

脱永続敗戦論 民主主義を知らない国の未来
小川仁志、朝日新聞出版、2015
2411冊目

なぜ、天皇制が残されたのか。

三谷『愛国・革命・民主』より

「無害なもの放置」
「神聖性の維持」
「経路依存性」  この道は変えられない。という感覚。

そして、明治時代にねつ造された「国家神道」の大罪を著者自身が指摘している。

島薗進『国家神道と日本人』

日本にはけっして健全な民主主義はおこりえない。「政ごとの構造」

結果的には日本の戦後は「天皇民主主義」ダワー

著者が提案するのは
集団主義と形式主義を前提に、それらを修正する革命。200

コミュニタリズムによる集団主義の修正=「開かれたコミュニタリズム」
プラグマティズムによる形式主義の修正=「理にかなったプラグマティズム」。

「開かれたコミュニタリズム」の原則
1. 政治参加の重視
2. 熟議を文化に
3. 横の公共性
4. 縦の公共性
5. 伝統文化を大切にし世界に発信する

日本社会の丸三角四角を考えると、なにをかいわんや、だけどね。
by eric-blog | 2015-12-23 13:41 | ■週5プロジェクト15
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