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常連さんが増える会話のコツ 浅草「日の出湯」4代目

常連さんが増える会話のコツ 浅草「日の出湯」4代目
田村祐一、プレジデント社、2015
2398冊目

1980年生まれの著者が、元浅草にある銭湯を引き継いで、繁盛させたコツ。
http://hinodeyu.com
銭湯は価格競争ができない、公共的な性格を持つ業種。設備投資には限界があり、さらには、ここにはご近所に強敵が! 

ってここかな? 天然温泉。
http://www.jakotsuyu.co.jp/kouka/index.html

いやこっち? これは対抗馬にはならないか。温泉宿だもんね、わたしでも知っていたけれど。
http://spa-tokyo.net/z-t-ogai/

そこで、大事なのが「常連さん」を増やすこと! 常連さんは高齢者中心。

「感じいいね」と言われるようになる。
「気持ちよく帰ってもらう」ために。

2012年から三年、80人ほどだった常連さんは140人にまで増えた。

第一章 心温まるような挨拶を
第二章 「ご年配のお客様に好まれる話題」天気、スポーツ、思い出話、孫
第三章 聞き方 大きく相づち、いつも新鮮に聞く、興味をもって、最後まで
第四章 気をつけること ほめられたら喜ぶ、親切の押し売りはしない、高齢者扱いしない
第五章 様子をみながら対応する
第六章 相手の立場になって 年配の女性がアメ好きなわけ、元気のおすそわけ

各節の最後に一言が短冊風に書き込まれている。
・一言足すと話が広がる
・その言葉、ホントに心が こもってる?
・視線を合わせる
・伝えよう また来てくれて うれしいと
・振り返り 姿があると うれしいの
・いつだって 声かけられると うれしいの
・自分から 発信しよう 情報を
・そっとして つらい思いも あるのかも
・誰だって 言いたくないこと 秘めている
・悪口は 共感しても 同意しない
・言い訳は しないで素直に あやまろう
・10歳差 違う時代を 生きてきた
・背伸びして 無理して話題を 合わせない
・ほめられて 謙遜するより 喜ぼう
・おばあちゃんと 言われて嬉しい わけがない
・できないと 思い込むのは おせっかい

間違っている時でも、断定的に指摘しない。疑問系にする。

「知ってますか?」という切り出しで、「知ってるか」合戦になるとはなあ!

帰り際 終わりよければ すべてよし

気持ちよく帰ってもらうこと。
by eric-blog | 2015-11-21 09:53 | ■週5プロジェクト15
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