We 198号、2015年10/11月号、くらしと教育をつなぐ
今号は「Weフオーラム2015 in 水俣」の報告特集。
「福島を忘れないで」とか、「忘れられるのが怖い」という声を聞く中、公害問題での語りとの違いを考えさせられるフォーラムだったんだろうなあ。
8月8日9日の二日間。いつも何かとバッティングしている。
杉本栄子さんとは、晩年に勉強会でお会いしたことがある。握手しようとした手に、ふと、胸をつかれた思いがある。人の手ばかりの写真をとろうかなって思っていた時だったから。
その二代目の人々。
水俣の人たちが、いま福島に行くと、かつて水俣がそうであった時のことが見えてくるという。風評被害のこと、病気のこと、これからのこと。20
竹信三恵子さんの連載「私が記者をやめた理由」では、「女の時代」が取り上げられている。安倍政権が女性を道具的に捉えていることは、時々の幹部連の暴言からも透けて見えるが、竹信さんは言う。
北京会議前後を「男が演出し、自分たちの役に立つ女性は活用するという「女の時代」」だったのだと。そして、それは「女性が輝く時代」でも同じだと。55
http://www.femix.co.jp/pdf/weforum2015_panf.pdf
臨場感あふれる報告に感謝。参加者からの声も、すごい。