ブッダの脳 心と脳を変え人生を変える実践的瞑想の科学
リック・ハンソン、他、草思社、2011
2356冊目
Buddha’s Brain the practical neuroscience of happiness, love & wisdom
徳とマインドフルネス、知恵。仏教の実践の三本柱。
誠実に生きる 上意下達、下意上達
心を安定させ、集中させる
自分を解放する 自分を傷つけるものを手放し、助けてくれるものを強化する
わたしの好きな瞑想の本は、チベット・メディテーションだが、この本は、男性用かなあ。「妻に質問を3つする」とか。「家族といっしょに夕食をとる」とか。
◎話すことを控えて、もっと聞く。
◎相手を怒鳴ったり、脅したりしない。相手にもさせない。
◎より深い気持ちや欲求に触れる。
◎自分自身のことについて話す。
◎事実、感情、なぜなら、というコミュニケーション。マーシャル・ローゼンバーグ『非暴力コミュニケーション』(未邦訳)188
他人の幸せを願う
あなたの安全、健康、幸福
生きとし、生けるものを何一つ除外しない。『慈経』より197
妻に食事を作って出してもらっている人って思うだけで、なんか違うと思えてしまう。ブッダは、どうしていたのかなあ。
食べるということが、そして作るということが修行に入っていることの意味は大きいなあ。
でも、瞑想のエクササイズはとても良かった。「自己」なしで「ある」こと。「感じる」こと。「動くこと」。