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行政職員のための人権教育ファシリテーター養成講座 二日間 第一日目

記録
セッション1 共通基盤づくり
8:50-10:30
1.ミニレクチャー「半構造的であること」方法と内容の両方において
2.アイスブレーキング 「名前だけの自己紹介」→ペアでふりかえり
3.ノートテイキング
4.傾聴
5.話し合いの心がけ[ペア作業→全体共有]
6.「しない」を「する」へ言い換える
7.ノートテイキング
8.参加者アンケートで背景を共有しよう!
(ア)なぜ、行政が人権教育を行うのか?
(イ)なぜ人権教育を参加型で学ぶのか?
(ウ)いまの人権の課題は何か?
(エ)今日の期待、学んだことをどう活かすか?
9.各グループが白板に板書して共有
10.ノートテイキング

セッション2 流れのあるプログラム体験
10:40-12:00
1.参加者はどんな人? 
2.三段論法の落とし穴 → 学んだことは?[三人一組でまとめる]
3.多数派・少数派体験ゲーム
4.学んだこと「誰がカテゴリーの不利益を受けているか、誰が少数者か。」どうすればいいか。「自分たちの傾向に名付ける」[グループ作業、深める分析]
5.テイキング

セッション3 参加型学習の特徴を「12のものの見方・考え方」によって分析する
13:00-14:35
1.ふりかえり「行動化のバリアは何か?」
2.後だし負けじゃんけん
3.問題解決を考える 五箇条
(ア)自覚する
(イ)目標をたてる
(ウ)いいパターンを習熟する
(エ)続ける
(オ)評価する、達成をお祝いする
4.ノートテイキング
5.参加型学習と講義型学習[対比して考える]
6.それぞれで育つ力
7.参加者アンケートのQ1,Q2への付け加え*
8.ノートテイキング
9.ESDチェックリスト
10.指導者の役割・ファシリテーターの役割

セッション4 人権啓発の課題
14:45-16:10
1.差別のある社会の全体的不利益
2.名古屋市の人権推進をはかるもの[三つの課題「できていること・課題」]
3.提言をまとめる
4.ギャラリー方式

人権尊重社会の推進・コミュニティの課題、『いっしょにすすめよう! 人権』p.93より
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セッション5 アクティビティ実践を準備する
16:20-17:25
1.テキストに目を通す「第二章」の分担読み→シェア
2.第三章を読む
3.やりたいアクティビティで仲間探し
4.アクティビティの準備[20’]
5.ふりかえりとまとめ

■なぜ、行政が人権研修を行うのか?の付け加え*が感動だった。
行政が模範となるべき
競争ではお互いに傷つく人がいるから
あらゆる場面に人権は存在し、広範囲にわたるため、行政以外が網羅的にかかわることができない
法整備ができる
どんな人でも平等に人権があり、一定以上に保障するのが行政の役割
デリケートな問題なので企業では扱えない(見返りを求められそう)
問題が存在することを人々が認識するため
公平な立場であるべき姿を設定するため
不利な状況にある人を支援したり救済していくことが必要ならは、行政がやらないといけない
住みやすい自治体にするためには人権を尊重しあうことが必要だから
行政以外に人権啓発をする人がいない
気づかせるのが行政の役割

■なぜ参加型? についての付け加えも良かった。*
総論ではなく、各論を体験することが学びにつながる
少数派の気持ちがわかる
座学で知識を詰め込むだけでは結局何もできないまま
どう行動すればよいかを考えることができる
人はいろいろな意見を持っており、何が差別ととらえるかも人によって違うから
気づきの後行動に移すためには講義で一方的に知識を入れるだけではだめである。
ふりかえる
考えて行動する
解決のための新しいアイデアが見つかるかも知れない
克服のための手だてを気づかせてくれる
参加すると意見を言わないといけない
人権問題は言葉に出しにくいが、それを言葉に出すことで向き合う必要がある
人権問題は考え方・心の問題なので、講義型の押しつけの知識では解決できない。
by eric-blog | 2015-06-18 13:55 | □研修プログラム
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