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CLC公民館国際会議報告会

CLC公民館国際会議報告会
2015年3月8日 at 筑波大学東京キャンパス

岡山コミットメント
http://www.city.okayama.jp/contents/000212065.pdf

社会教育学会・公民館学会
http://www.jssace.jp/jow0w5avv-10/

http://kominkan-clc.jp

写真
http://kominkan-clc.jp/upload/topics/13/file.pdf

末本基調講演のポイント。(作成された記録より)
1.ESDの概念がいかに公民館に根付いたか
2.ESDとCLCの親和性を確認し、次を展望する
3.持続可能性に対して公民館が果たした役割
4.公民館が、他の団体といかにネットワーク、協力できているか


米本義則さん、文科省生涯学習局社会教育推進課
http://www.mext.go.jp/b_menu/soshiki2/002/001.htm

公民館GPを月刊公民館に紹介してもらった。
【参考】【公民館放送局】平成25年度公民館GP成果発表会
https://www.youtube.com/watch?v=upbBlTMGqek

公民館の事業は、楽しければいい。50%が市民教養講座。しかし、そのような講座やイベントが、公民館の他の事業への関心や参加のきっかけを作ってくれている。
公民館の課題は、地域の人達に、どれだけ地域課題にむいてもらえるか。

社会教育主事は、国家資格。いま、主事講習のカリキュラムの見直しを行い、ESDの要素を入れて行くようにしている。
カウンターパートを求めて、全国各地で展開。民間組織での受け皿を考えている。
来年度から8カ所で実施。7-8の地域ブロック研究会。

特に、今回ESD2014に参加した公民館にはプレッシャーをかけている。
年間100万円、二年間で200万円投資して150館を岡山へ連れて行った。それを還元しないということはありえない。

事業をやると「いいこと」しか言わない。参考にならない。学習効果が上がらない。

地域の課題:  持続可能な地域づくりをそれぞれの課題。
公民館が一つのステイクホルダーとして役割を果たして行く。自分たちの回りに集めてくるのではなく、実践しているところでつなぐ。

環境に偏らずに、人権などの課題も大切にすること。

公民館構想の課題。

重森: 仲間がいる。公民館の可能性。社会を変えて行ければいい。
山本: 「板橋」をメッカに。大規模でなくても、定期的に続けて行くこと。
手打: 三番目のところ。国際的な交流を広げる。

高橋会長、日本社会教育学会
ESDにのっていいですか? コミットメント。学会の研究活動を通して。
環境教育学会、公民館学会と協力してなごやESD。
報告会を行い。
国連防災会議、仙台で、行う。広く知っていただくこと。岡山会議の成功と重要性の認識。
地域の課題。高齢化、子育て支援など、多様な声を集めながら、すすめて行く。
社会教育の課題。貧困、社会的排除、ジェンダー、先住民族。など、テーマをふりかえってみると、ESDのテーマではないか。
のらなくちゃいけない。(com+mit掛け金を乗せる=commitment、コミットする)
ノンフォーマル教育、中心なのか、ネットワークなのか。中心である努力をすべきだ。国際的にもCLCの価値は認められた。岡山会議の成果。
一方で、公民館が指定管理者に。かなり早くからすすんでいる。公民館からコミセンへの現状。地域の課題解決の上で、教育的アプローチが大事であるということ。位置づけられて行くということの必要性を、エビデンスに基づいて示して行くこと。公民館学会とも協働しながら。
学会としては、今年「ESDと社会教育」という年報をまとめている。ESD2014の成果もこの中に入れている。
ESDを重視しながら、地域の課題を入れながら、教育的アプローチが大切であることを示す。地域にはさまざまな取り組みをしている人がいる。実践を伝えて行く。これから何をやるか。

日本公民館学会、上野会長。
岡山会議は難しかった。
佐賀、福岡、韓国の人と飲みに行った。学際的な研究の必要性を言うけれど、人文科学系は難しい。職員同士の交流。ノミニケーションでは、職員同士が、公民館CLCでの取り組み、雇用形態、事業に対する館長の理解などの点についての質問が出た。どこの国でも同じ。こういう提案の仕方があるとか、当局がゴーサインを出すかどうか。とか。
どこの国も、いまの議論がメインストリームになっているわけではない。工夫しながら、すすめている。
岡山の公民館は一つのモデル。
出された論点は、これまで公民館学会として「公民館とレジリエンス」「公民館と社会的起業」という議論をしたことがなかった。
日本に公民館は1万4-5000ある。多様性から始める。会として「乗る」という姿勢を見せると、ESDで全部そめるのかという議論になる。
公民館だけがやってきたことではなく。生涯学習論。せまい世界ではなく、保健師、生活改良普及員。高橋会長「コミュニティ・ワーク」。
医療の世界を見ると、プライマリーケア。公衆衛生ではコミュニティをパートナー。コミュニティ・カルテ。など。それらの課題について、公民館は何ができるか。


参加者 73名。

今週末は仙台で 国連防災会議が開かれます。ここにも、ESDとの関わりが現れてくることでした。

http://www.bosai-sendai.jp
by eric-blog | 2015-03-09 07:41 | ☆よりよい質の教育へBQOE
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