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ESD ステイクホルダー会議 in 横浜 報告と発展

以下、二日目にも参加したKさんから報告がありました。

(1)その場限りじゃないESD
(2)市民のエンパワメント
(3)寛容・共存・IS
(4)学校とESD
(5)変革のための教育としてのESD
(6)企業との連携
(7)権利ベースアプローチ

(8) Place Based ESD
を付け加えたいなあ。

3月の研修、ESDをベースに考えよう!

■ESDステイクホルダー会議 in横浜  報告
2015年2月28日 (土曜日) 13:00開始 17:30終了

プレゼンテーター: ユネスコ・スクール、文科省、環境省、ESD-J, EFA (プレゼンテーションの抜粋)
https://drive.google.com/file/d/0B3BtpOgiqhyrdkZaSlFwOFNvSjg/view?usp=sharing


◎ESDについては11省庁の連絡会議が多様な担い手の実現ということで、協力できた。
◎文科省はこれから初等中等局に働きかけて行く。教育委員会に認識してもらう。
◎環境省は、EPOが、ESD推進の地域拠点となれるむように働きかけて来て、実現した。やったじゃん。なんか苦労したみたいだけれど。
◎ユネスコ・スクールは、数が増えた。世界最大。内容が課題。実践では子どもの変化が報告されており、よい効果をあげられることが示された。
◎ESDとグローバル人材の推進連絡会議が4年前から始まった。グローバル・ハイスクールなどの取り組みもある。選抜的な推進ではなく、ESDはどんな子どもでも、誰でもというのが目標。
◎ESD-Jは環境教育や開発教育などと連携してやってきた。社会教育や公民館での実践などもある。今後の推進のためには、コーディネーターがいっぱい必要である。

ワールドカフェ: 二回転

■全体のプレゼンテーションについて
◎議論が「上から」の感じがした。
◎ESDはくらしが変わること。大人が変わること。それをどうするのか?
◎ESDにかかわった大人たちは、変わったのか?
◎学習者から、立つという視点が大切なのではないか。ユースの参加。お飾りなのか、お客様なのか。

■GAPの活かし方
◎GAP、グローバル・アクション・プランを使って政府を変えて行く。変革的であること(5.d参照)
◎Right=based Approachであることが大切。(5.d.で言及)、立場の弱い人々への配慮も入っている。
◎1997年のテサロンキ会議の成果を活かす
◎文化的多様性を尊重(5.e参照)
◎機関包括的アプローチ(9参照)
◎どのようにして、これらの合意された原則を血肉にしていくことができるかが課題。パラごと音読輪読でもするか?
◎アジェンダ21のように、ローカル・アクション・プラン(LAP)を作れないか。


■課題
◎ESD的なことをやっている人は多い。それらの人々にESDを意識化させ、GAPなどで提言されてる原則によって「よりよい実践」に常に改善の意欲を持ってもらうことが大事。ESD的な人とは・・・・
➢子どもと関わっている人
➢現場がある人、町づくり
➢農村やくらしのことをやっている人
➢地域課題に取り組んでいる人
➢ESDの内容に近い内容の教育をやっている人、環境教育、人権教育、開発教育など。
➢いま起こっていることに関心をもっている人、いま起こっていることを扱っている人

◎自己肯定感を育てることが大事。地域の課題に取り組むことで、参加があり、声を出す。
◎現場のたくさんの課題、テーマをつなげる
◎教育の民営化が言われているが、「公共」がやせ細っているのではないか。
◎「大阪を救え!」いまの「大阪」にすべての課題が詰まっているのではないか。


当日の報告者からの資料をupしました。

https://drive.google.com/file/d/0B3BtpOgiqhyrdkZaSlFwOFNvSjg/view?usp=sharing

市民意識を育てる
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現場から
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推進の課題
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by eric-blog | 2015-03-04 17:56 | ☆よりよい質の教育へBQOE
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