成功する『学び合い』はここが違う!
水落芳明・阿部隆幸、学事出版、2014
2384冊目
クラスが元気になる!『学び合い』スタートブック
西川 純/編 学陽書房;東京 2010.9
これだけは知っておきたい『学び合い』の基礎・基本
三崎 隆/著 学事出版;東京 2014.5
など、上越教育大学の西川さんが提唱する「学び合い」に関する本や実践は増えている。なんの教科でも応用できるだろうなあと思ったのは、わたし自身「菱形」の計算を学び合いでやったらおもしろいだろうなあと思ったからだ。
http://ericweblog.exblog.jp/20488928/
なんとなく、「社会科」がいいんじゃないかと思っていたが、なるほど。
西川さんのスタートブックによると、「学び合い」の基本は、
1. 課題を与える
2. 子ども同士で課題を解決してもらう
3. 全員がわかるを目標にし、評価する。
目標と学習と評価が一体化していることが大切なのだという。
実践事例もおもしろい。
◎社会科 六年生「三内丸山遺跡の絵の間違い探し」!
➢課題の把握、課題解決、達成状況の評価。
➢評価は「わりばしくじ」でランダムに三人を選び、発表してもらう。
学び合いと学びの共同体、協同学習の違いは「学習者は有能である」と考える度合いだと。だからこそ、非構成的に授業を行うことができるという。133
課題のおもしろさと、その学習目標のレベル。子どもたちの集中力だよね。いつもうまく行くとは限らない。