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海外メディアが伝える安倍政権とアベノミクスの実相

◆海外メディアが伝える安倍政権とアベノミクスの実相

■学校の教室を、靖国と同じ『自分の晴れ舞台?』にしようとしている安倍首相
支持基盤の国家主義者たちが望む通りの筋書き、それを実演しなければならない安倍首相

マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 2013年12月28日

■沖縄の小さな島の教育委員会の抵抗を、『見せしめ』に葬ろうとする安倍政権
「子どもたちに平和の尊さを伝えたい」そう願っての教科書採用は、イデオロギーの押しつけ、法律違反

マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 2013年12月28日

■安倍の軍国主義が歴史を否定する
Abe’s militarism defies history
ZHANG JUNSAI
Contributed to The Globe and Mail
Published Thursday, Jan. 09 2014, 6:00 AM EST


■集団的自衛権の行使容認、その合意に近づいた連立与党
『戦争の放棄』、その理念に基づく武力行使への制限は、長年にわたり『解釈の変更』により緩められ続けてきた

AP通信 / ワシントンポスト 6月27日

■Turning Japan Back toward Militarism
July 8, 2014
The Obama administration’s much-touted “pivot” to Asia has a militaristic side that involves encouraging Japan to abandon its post-World War II pacifism and make its revamped military a U.S. ally in containing China, as Tim Shorrock explains to Dennis J Bernstein.
By Dennis J Bernstein

オバマ政権がアジアに向かう中で、日本の軍事化がすすむ。


■海外における平和主義国家日本が作り上げた数々の業績を、簡単に台無しにする安倍政権の国家主義の推進
経済発展の早さと比べ、日本の政治の進歩は世界の中ではむしろ遅い方
戦争を挑発して回るような安倍政権の政治姿勢に対し、高まり続ける国内外の反感

ピーター・ポッパム / インディペンデント 2014年7月17日
■戦後を支えてきた平和主義、それとは明らかに違う方向に日本を動かす安倍首相
公における議論がほとんど行われることなく、憲法第9条の解釈は変更された
自衛隊は世界でも有数の戦闘能力と規模を誇る強力な軍隊、安倍首相はそれでも『時代遅れ』

エコノミスト 7月5日

■治安維持法並みの過酷な取り締まりを可能にする?政府にのみ圧倒的権限を与える危険性
政府側のあらゆる権限を正当化、どんな制約も課すことなく、ジャーナリストには厳罰を
特定秘密保護法はフリーの調査ジャーナリストを、ことのほか危険な立場に追い込む

アルジャジーラ 7月22日

■世界の最先進国の首脳に、『公人』と『私人』の使い分けなど許されるはずがない
安倍首相の『戦犯への哀悼の意』を問題視していないのは日本だけ、世界では批判が沸騰している
この国際情勢の中での『戦犯哀悼』は、中国・韓国相手の歴史的オウンゴール
安倍首相が世界の融和と安定に向け無分別な攻撃を行うたび、日本との間の距離を広げつつあるアメリカ政府内の知日派

ジェフ・キングストン / アメリカCNNニュース 8月30日

■10年間続いた防衛予算の縮小を一気に覆し、軍備拡張路線を走る安部政権
巨額の軍事支出により財政が疲弊した米国に代わり、軍事費の支出拡大を続ける日本
これ以上軍事予算を拡大させ続けても、日本一国では中国に対抗しきれなくなる可能性

エコノミスト 9月1日

■強力な政治的影響力を持つ原子力産業界との結びつきが強い安倍政権が、原子力発電の安全性について公平な判断ができるのか
原子力規制委員会が安全性を認めた背景にある、安倍政権の強力な政治的圧力
安倍首相は大企業の擁護者、日本経済の立て直しに原子力発電の再開は不可欠との方針
国民の意向を完全に無視し、自分たちがやりたいことする現在の日本政府

マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 9月10日

■自由主義者の学識関係者に対する脅迫を行う極右勢力、そして安倍政権の閣僚たちとの関係
市民に対する極右・人種差別主義者の脅迫や暴力に対し、煮え切らない態度を取り続ける安倍政権
極右による爆弾テロ、そして殺人の脅迫の標的にされている元ジャーナリストたち
日本の民主主義は今、危急存亡の淵に立たされている

ジャスティン・マッカリー / ガーディアン 2014年10月13日

■安倍政権の誕生以来、すべてが感情的で、しかも反動的になってしまった
本名を明かさずにWEB上でつながり、執拗な攻撃を続けるネット右翼
史実に目を向けようとしないネット右翼、現実から再び目をそらすよう脅迫している

マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 10月28日

■解散総選挙は、政策転換の責任を国民に転嫁することが目的?
多数派一般国民の生活改善は実現されないまま、アベノミクスの成果をうやむやにする
烏合の衆と化した野党、今ならこの機に乗じて議席の上積みすら期待できる

エコノミスト 11月15日

■生活必需品の価格は上昇、賃金は実質的に目減り、結果的に国民生活はより貧しいものになってしまった
株価上昇や企業資産増加によって生み出された富が、一般国民の手に渡ることはなかった
安倍首相は状況が自分に有利なうちにもう一度選挙を行い、さらに4年間思い通りの政策実行が出来る環境を作ろうとしている

ジョナサン・ソブル / ニューヨークタイムズ 11月 17日

■経済回復の重要な鍵を握る労働者の賃金と消費支出については、現実には改善がなかった
選挙結果を有利に導くため、莫大な税金を投入する『新たな経済政策』の発表を準備中
勤労者世帯の収入の増加を図ることに失敗したアベノミクス、2期連続で日本経済が後退

ガーディアン 11月18日

■ぼろぼろの、みすぼらしい、〔行為などが〕卑しい、粗末な – shabby(シャビィ)『アベノミクスはシャビィノミクス』
論理的に滅茶苦茶な、安倍首相の『いま、衆議院の解散が必要な』理由
2度の消費増税に耐えられない日本経済の危うさは、アベノミクス失敗のシグナル

エコノミスト 11月22日

アベノミクスの最も優れている点は、考え得る限りの美辞麗句と実情を糊塗する宣伝能力
安倍首相は自分の権力基盤を強化するため、不意撃ちの解散総選挙を決断
『私が取り戻した!』日本、多くの一般国民の家計が圧迫され、本格的な不況局面に突入

エコノミスト 11月22日
News
World news


◆日本のメディアのあり方についてもJapan
Japanese newspaper retracts term ‘sex slaves’ from wartime coverage
Attempts to portray women who were forced to work in brothels as willing prostitutes at odds with mainstream historical opinion
Justin McCurry in Tokyo

The Guardian, Friday 28 November 2014 11.44 GMT
読売新聞は、1992年から2013年の間に出されたDaily Yomiuri からJapan Timesの97の記事で「性奴隷」という不適切な表現を使ったことを、11月28日のJapan Timesで謝罪。

◆原発事故について

■生活環境に起因する『過労』、長引く避難生活による『消耗』、かかりつけの病院の閉鎖による発病、苛烈な体験を強いられたことによる自殺…
仮設住宅の中は、夏はうだるように暑く、冬の間は凍えるように寒い

アレクサンダー・スミス / アメリカNBCニュース 9月10日

福島第一原発の事故により避難生活を余儀なくされた人々の中の死者数が、同じ地区内の2011年3月に発生した東日本大震災の地震と津波による直接の死者の数を上回ったとする調査結果が公表されました。
by eric-blog | 2014-11-30 12:08 | ◇ブログ&プロフィール
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