愛国の技法 神国日本の愛のかたち
早川タダノリ、青弓社、2014
2317冊目
読むというよりは、眺めるだけでもよい、早川さんの本。
合同出版からも『神国日本のトンデモ血栓生活』を出している。
「洗脳」以外の情報の出し方を、知らないのだなあと、つくづく思う。
見出しだけでも十分楽しめる。で、プロパガンダについてのアクティビティを作ってみた。
■アクティビティ「プロパガンダ的日常生活をデザインしよう」
1. 一方的な刷り込みのことを「プロパガンダ」と呼びます。propagate、支えるとか支柱という意味のpropから来ているようです。
「人権尊重社会をつくろう」というメッセージを一方的に刷り込もうとしている社会を、デザインしてみましょう。
ある町を想定して、経路分析/トランセクト図で書いてみましょう。
グループ作業 「人権尊重の町 経路分析」
2. 自分たちの町の「人権刷り込み図」を、以下のものを参考にして、比較してみましょう。
人権尊重刷り込み 「愛国」の技法 目次
共通点・異質点
3. 人権教育のあるべき姿を考えてみましょう。
■原発ユートピア日本
早川タダノリ、合同出版、2014
2318冊目
■神国日本のトンデモ決戦生活
ちくま文庫、2014年、単行本は2010年合同出版版の方がおすすめ。
■虚構の皇国blog
http://d.hatena.ne.jp/tadanorih/
もぜひ!
早川さんの戦前の虚構と欺瞞を洗い出している活動は、とても貴重。