86-5(405) メンデ 奴隷にされた少女
メンデ・ナーゼル、ダミアン・ルイス、ソニー・マガジンズ、2004 1990年代に起こったスーダンでの政府軍によるヌバ族に対する組織的な村の焼き討ち、奴隷狩りの事実を物語る少女の物語である。『生きながら火に焼かれて』と同じ会社から出版されており、においが似ている。恵泉の図書館で見かけて、北区で予約したらすぐ届いた。 メンデ、ヌバのことばでガゼルのことだという名前を持った少女は、アラブ語での学校教育を受け、将来は医者になりたいと願う利発な子どもだった。兄弟思いで、家族、親類が仲良く暮らす生活が第一部で生き生きと語られる。 英語で文章を書くことができない彼女と、共同執筆にあたったジャーナリストのダミアンは、執筆中にも彼女の記憶の確かなことに驚かされたと、後書きで述べている。ヌバ族の口承の伝統に、彼女の力も負っているところが多いのだろうと。 メンデが14歳のとき、アラブ人の武装した男たちがやってきて、村を焼き討ちし、大人たちを殺し、子どもたちを奴隷にしていく。第2部は、そのようにしてふるさとから拉致され、強姦され、引き立てられて、ハルツームで買われた奴隷として6年間を過ごす物語だ。 最後は、ロンドンにまで、奴隷状態のままで移されて、結果、逃亡のチャンスをつかむことができ、難民申請がイギリスで受理されるまでの物語。脱出はメディアに取り上げられ、そのために国際的な支援の輪も広がり、一度は却下された難民申請も、世論におされる形で受理され、彼女はイギリスで難民として永住権を手に入れた。 いま、20代前半であるらしい彼女の夢は、医者になること、そして何よりも家族との再会を果たすことだ。 2002年に最初でドイツで出版され、その後イギリスでも出版されている。 驚くのは、この20世紀においても、人を奴隷として虐げる行動ができる「からだ」の人が存在するということだ。ロンドンに着くと、周りに「労働者としての権利」や「労働条件」について語ってくれる人が増えるわけなんだけれど、スーダンでは回りも「まあ、いい奴隷ね、うらやましい」だからなあ。しかも、ロンドンで彼女が奴隷とされていたのはスーダン大使館高官の家だったというのだから驚く。人間の成長、人間社会の成熟は一筋縄ではいかないね。
タイトル : 日本政府が密告者となるとき…入管法改正
アムネスティ国際事務局から事務局長が来日し日本の人権状況について視察中。NGOとの意見交換会を覗いてみたところ、日本の入管政策の問題点を改めて実感した。特に、ひどいと感じたのは次の例。【昨年春には、入管職員がトルコまで出向き、トルコの治安当局(軍、警察)と提携して日本での難民申請者の実家に家人の断りなしに押し入って調査を強行している。つまり迫害を恐れて日本で難民申請している人の情報が、入管当局によって迫害する側の秘密警察に売り渡されている。守秘義務なぞどこ吹く風、それが法の番人。 日本はただ......more
タイトル : ジャパンタイムズが掲載!〜Info exchange o..
難民の情報を迫害者である母国当局に提供することを合法化しようとしている問題について、ばたばたが功を奏してまずは、ジャパンタイムズが第1弾を掲載。http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?nn20050607a3.htm関連:http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/ad1d5bfe3080c204cd5f69fbefd3bec4http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/51......more Somebody essentially help to make severely posts I'd state. This is the first time I frequented your website page and so far? I amazed with the analysis you made to create this actual post extraordinary. Excellent activity!
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