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ESD fc ファシリテーター養成講座・テーマ「国際理解」

ESD fc ファシリテーター養成講座・テーマ「国際理解」
2014年6月28-29日 

研修プログラム
第一日
セッション1  共通基盤づくり
11:00- 13:00
1. 二日間の内容について
2. いま、国際理解の課題は何だろう ?
「議論の難しさとズレ」を共有する
3. 傾聴
4. 二日間の心がけ [一人で→ペアで→全体で]
5.ふりかえり

セッション2『テーマワーク』を使って流れのあるプログラムを組み立てる
14:00-16:00
1.死刑制度について「知っていること・知りたいこと」
2.死刑制度について議論を分析する。
3.EUの主張を見てみよう。
4.EUとの対話は可能か。
セッション3   『テーマワーク』のグローバルな視野と参加型学習の特徴
16:00-18:00
1.『テーマワーク』の学びかた・教えかたと構造
2.参加型学習の特徴とすすめ方
3.「ESDは価値観を教える教育である」と、「グローバルな視野を育てること」
4.「国際教育」とESD=最新の教育改革の動き

第二日
セッション4   アクティビティ・プログラム・カリキュラムを開発する
9:00-12:00

セッション5教育に『テーマワーク』や「ESD」を取り入れる
13.00-15.00
1.できていること・課題
2.バリヤ・手だて

セッション6まとめと個人的行動計画
15.00-16.00
1.二日間のふりかえり
2.個人的行動計画
3.バリヤの克服
4.修了証


■ERICネットワーク・ファシリテーターからの声

○日程的に参加出来ないのがTESTと同じくで、残念ですので意見を。

国際人権規約の議定書問題からの視点で、過去には検討したことがありますが。
むしろ真宗の中では、教誨師として死刑囚と交際して処刑までつきあうといった経験
が蓄積されていて、制度のフェイスでなく実存のフェイスで、お話をよく聞きまし
た。
親鸞曰く「さるべき業縁のもよほせば いかなるふるまいもすべし」という、大乗仏
教の人間観からいえば、犯罪に対する処罰として死刑は廃止されるべきです。
しかしまた、私の感情として「復讐感情に支配されて」瞋恚に囚われることも起きう
る身であり世間であるということですから、「誰かを死刑にせよ!」と思ったり行動
してしまうことも私には起こりうる。
以上の両面を先験知として、示されている仏法に順ならば、そのことで私自身が苦に
責められようとも、念仏して「誰かを制度として殺すということには参加しない」と
いう結論がいまのところです。

仲間には法律家の僧侶もいるので、その人たちの意見を聞きながら熟慮中です。

はなふさ
by eric-blog | 2014-05-21 09:54
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