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PLT世界の森林翻訳プロジェクト

PLT世界の森林翻訳プロジェクト

PLTの中等教育段階(9年から12年生までを対象)の補足モジュールは7種類出ています。
https://www.plt.org/environmental-education-curriculum

○Biodiversity生物的多様性 WWFと共同開発したもの。
○Biotechnologyバイオテクノロジー 高校から専門学校・大学のコースの教科書として活用可能。
○Municipal Solid Waste自治体の廃棄物 廃棄物が生まれるところから捨てるところまで、そして自然資源の活用のあり方について学ぶ
○Focus on Forests森林に焦点 北米の森林について学ぶ
○Focus on Riskリスクに焦点   [既に翻訳出版しています。]
○Places We Liveわたしたちの住む場所 [既に翻訳出版しています。]
○Forests of the World  世界の森林 

どれから翻訳していったものか、迷いますが、北米の森林に特化している「森林に焦点」は省く。バイオテクノロジーのように、かなり専門的なものも除く。廃棄物については日米の違いがありすぎるので除く、という消去法ではありますが、『世界の森林』の翻訳にとりかかろうと思います。

ご協力いただける方は、かくたまで、ご連絡ください。

『世界の森林: グローバルなつながり』
世界の森林は、わたしたちみんなが共有し、大切にしている自然資源です。森林は膨大な有用製品を提供しているだけでなく、多くの環境サービス機能を果たしています。明らかに、森林の生態系の豊かな多様性はこの惑星のいのちを維持する事に役立っています。この「グローバルなつながり:世界の森林」は、世界の森林についての重要なトピックを、あなたの教育に統合できるかについてのアイデアとガイドラインを提示するようにデザインされています。

このモジュールは、アメリカ森林基金のProject Learning Tree(PLT)木と学ぼうと、世界森林センターのパートナーシップで開発されました。両組織は、ともに、若い人々に世界の森林とまつながりを教えることが必要だと思ってきました。わたしたちは、このモジュールに貢献してくれた多くの教育者たち、資源管理の専門家、パートナーのみなさまに感謝いたします。

わたしたちは、みなさまが、このモジュールがあなたの生徒と世界の森林をつなげるためのアイデアに満ちた、刺激的な教材であることを発見してくださることを望んでいます。みなさまからのフィードバック、改善のための提案は、大歓迎です。

                                                                      PLT 代表 キャシー・マクグローフリン


以下、分担可能なパーツに分けて、紹介しておきます。数字はページ数です。全体は多いように見えますが、少しずつ分ければ、必ず全部翻訳することができますよ。特に生徒用ページは文字数も少なく、訳しやすく、アクティビティのアイデアに触れることができるので、おすすめです。


『世界の森林: グローバルなつながり』 目次
世界森林センターとPLTについて4
なぜ森林について学ぶのか3
「森の星」生徒用ページ8
「世界の森林巡り」生徒用ページ8


アクティビティ

1. 世界とのつながり4
「世界の森林についての質問」生徒用ページ1
2. 森って何?4
「森とは・・・」生徒用ページ1
「森が象徴するもの」生徒用ページ1
3. 世界の森を地図にする5
「Eゾーン」生徒用ページ1
「極端な旅」生徒用ページ3
「森林タイプを調べる」生徒用ページ1
4. 森林の変化のパターンを分析する5
「ある森の長期的変化」生徒用ページ2
「地図の分析ツール」1
「森から農場、そして都会の森へ」1
「ケニアで木を植える」2
5. 森林の効用を理解する4
「人々はどのように森を使っているか」生徒用ページ3
「結果はどうなる?」生徒用ページ1
「森林の持続可能性の三つの要素」生徒用ページ1
6. 持続可能性を求めて:世界の責任4
「モントリオール・プロセスの基準と指標」生徒用ページ5
「モントリオール・プロセスの歴史」生徒用ページ2
7. 世界の市場を調査する6
「国別概要」生徒用ページ1
スペックシート1
お金シート1
森シート1
8. 消費者としての選択4
「学校の紙の消費監査」生徒用ページ4
9. 世界の森林を調査する14
「世界の森林プロファイル」生徒用ページ4

PLTのアクティビティのすごいところは、アクティビティ名が魅力的ということです。ね、読んでいるだけで、訳したい!ってなりませんか?

アクティビティのリード文です。

1. Making the Global Connection世界とのつながり
このアクティビティを通して生徒は自分たちや他の人々が森林について何を知っているか、世界で人々がどのように森林と関わっているかを考えます。

2. What Is a Forest?森って何?
森林とは何かについて、世界には、専門的な定義がいくつも存在します。このアクティビティでは、生徒はさまざまな定義を分析し、人々の森林についての認識に影響している文化的視点について考えます。

3. Mapping the World’s Forests 世界の森を地図にする
森林の多様性を同定し、記録し、分類し、正確に地図におとすことは、活動的で現在進行形のプロセスです。グローバルな生態系的ゾーンの全体的なシステムは、簡単な、よく知られた気候の特徴および植生の分類と関連しており、世界の森林を分類するのに使われています。このアクティビティで、生徒はこのシステムから、温度と湿度が、特定の地域の森林のタイプを決定していることを学びます。

4. Analyzing Patterns of Forest Change 森林の変化のパターンを分析する
自然の力と人間の活動が森林をさまざまに改変します。このアクティビティでは、生徒は森林を変化させる要因についてデータ、地図、その他の情報を使って分析します。彼らは、未来の気候条件について予測し、これらの要因が21世紀の森林をどのように変えて行くかを探ります。

5. Understanding the Effects of Forest Uses 森林の効用を理解する
このアクティビティでは、生徒は世界の森林のさまざまな利用が与える影響を分析し、ある定義に従えば、どれが持続可能ではない使い方かを決定します。

6. Seeking Sustainability: A Global Response 持続可能性を求めて:世界の責任
このアクティビティでは、生徒は森林が持続可能であることを示す指標は何かを考え、森林の持続可能性をモニターする国際的な取り組みについて学びます。彼らは、地域で、そして他の国々で、森林が持続可能な方法で管理されているかどうかを判断するためになされてきたことを見いだすでしょう。

7. Exploring the World Marketplace世界の市場を調査する
このアクティビティでは、生徒はいくつかの国に分かれて、森林資源を使って製品を生産し、国際的な取引業者に売るという活動を行ないます。このシミュレーションを通して、生徒は森林資源の分布が偏った場合、世界で何が起こるかを体験し、資源利用のトレードオフは何かを探ります。

8. Making Consumer Choices消費者としての選択
紙を例にして、生徒は森林製品のライフサイクルと消費パターンを分析し、製品利用の国際的な側面を見つけます。彼らが見いだしたことを使って、彼らは森林製品の消費について、もっと理性的でグローバルな影響も考慮した方法は何かについて結論を出します。

9. Researching Forests Around the World 世界の森林を調査する
このアクティビティで生徒は、彼らの世界の森林との関わりを他の国や地域の森林について調べ、プロファイルを作成することで探究します。


■□■ご案内 世界森林センター2014年セミナー■□■
オレゴン州ポートランドにある世界森林センターが毎年開催している「国際教育者学舎」の日程が決まりました。2014年7月13-19日です。

PLT『世界の森林』のモジュールは、このセンターとの協同で開発されました。翻訳プロジェクトに参加すれば、セミナーの学びも倍増!

25名の募集で、3月1日締め切り。選考結果は3月15日までに、わかります。
参加費は$1800で、6泊の宿泊とすべての食事(ベジダリアン対応可能)、見学会などの交通費を含みます。

We are pleased to announce registration is now open for the World Forestry Center International Educators Institute July 13-19, 2014.
http://wfi.worldforestry.org/index/international-fellowship/international-educators-institute.html
ぜひ、内容をチェックしてみてください!
by eric-blog | 2013-12-04 18:58 | ☆PLTプロジェクト
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