ERIC NEWS ともによりよい質の教育をめざして with ERIC No.351

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ERIC NEWS ともによりよい質の教育をめざして with ERIC
2013年9月9日 
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文責: 佐藤宏幸

地元の両親学級は、妊娠した夫婦を対象にして「こころ」と「からだ」と「あたま」を刺激するシンプルな構成となっています。
まず、妊娠中がまんしていることや、出産育児の楽しみや不安をグループで話し合う「こころ」にフォーカスする50分。
次に、新生児の沐浴実習=「からだ」を使ったスキル・トレーニングの60分、最後に赤ちゃんが泣きわめくことは極めて当然ですという知識=「あたま」を提供するDVD鑑賞を20分。
昨年度からより具体的な育児情報のDVDにしたことで、参加者アンケートからも満足度が高まっていることがうかがえています。

今回、グループ・ワークをさらに参加型にできないか主催側の保健師グループとアクティビティ開発をしました。
改善点は、出産・育児の不安や気がかりに優先順位をつけてみることです。
すすめ方として、同性グループもしくは夫婦で、出産・育児の不安や気がかりをブレイン・ストーミングをおこなう。A4紙の8つ折り+1枚、もしくはポスト・イットにアイディアを記入する。その後、タイヤモンド・ランキングで優先順位をつけ、他のグループと共有し、似ている点や異なる点を比較し合う。参加者同士の話し合いが促進することを期待しています。

保健師グループとの体験版では、(アイディアが)書いてあり確認できるので話しやすいね、アイディアが出にくいかもしてないからレジメや白板にいくつかこちらから出しておくのもいいね、ポスト・イットを用意するといいね、太めマジックのほうが見やすいね、やっぱり、1グループ5人は多いね、など改善に話が発展してゆきました。そして、次回のプログラムに採用となりました。

ブレイン・ストーミングやランキングは、参加型学習の定番のツールです。
ERICのテキスト『ワールド・スタディーズ』や『テーマワーク』ではシンプルな説明と事例が紹介されています。
さらに深めてゆくのであれば『参加型で伝える12のものの見方・考え方』が参考になります。

ツールは「知っている」だけでなく、普段から「使える」ものでありたいです。
アイディア出しのブレイン・ストーミングなどまさしくそうですね。
その有効性を享受するためにも、ブレイン・ストーミングのル-ルの確認など研修ではひと手間必要となってくるでしょう。
何よりも、参加者がスムーズにブレイン・ストーミングやランキングのワークに入ることのできるファシリテーションを考えたいと思います。
くりかえし、くりかえし、実践してゆくことで見つけてゆきたいと思います。
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by eric-blog | 2013-09-09 13:32 | ERICニュース | Comments(0)
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