くさる家に住む。 人と人、人と自然が共生する10の暮らし方
つながーるズ、六曜社、2013.2.25
1984冊目
驚いた。岩崎俊介さんの八郷の家が紹介されているではないか。1992年のアースサミットにNGO代表として「市民フォーラム2001」をたばねて参加、その後の1994年人口会議では政府代表団にも入って活動。日本ボランティアセンターで活動していたつれあいの美佐子さんと二人で、11年かけて家を建てたという。まだ未完であるその家は、これからまだ9年かかるという。
「生きる」ということを考える拠点にしたいと。
やっぱり、岩崎さんはデザイナーだったのだねぇ。普通に建てれば一億円はかかるだろうというものを1/4ぐらいのコストで、自分たちでこつこつ。最初の6年はビニールハウス住まいであったというのだから。
まさか『くさる家』に紹介されていようとは。
実際に、自分が住んでいた家が、根太がくさり、たたみがかしぎ、じめじめしていたもんだから、つい気になって読んだのだけど、そんな家は一つもなかったなあ。みんな、しっかりしたもんだ。
家という点が、もっと広がって、「くさる町に住む」ということになると、壮大だねぇ。
小川町の桑原さんとバイオガスプラント、桜井さんとソーラーライトも紹介されている。
ストローベイルハウスも紹介されている。
グリーンフェローという4階建てで、テナントさんとともに作り上げている空間。
深沢の区営住宅、環境共生住宅。
生き方カタログだね。