いま子どもがあぶない 福島原発事故から子どもを守る「集団疎開裁判」

いま子どもがあぶない 福島原発事故から子どもを守る「集団疎開裁判」
ふくしま集団疎開裁判の会編、本の泉社、2012
1963冊目

100mSv/生涯被曝 以下の被ばくであれば、それが被ばくのせいであるかどうか、証明することはできない。それが「ただちには影響はない」という根拠です。

日本政府が根拠としているICRP国際放射線防護委員会。基準の緊急時20mSv-100mSvの最低値であり、事故収束後の1mSv-20mSvの最高値が20mSvです。簡単に考えればわかることは、100mSvというのは、たった5年間の累積値でしかないということです。年間20mSv被ばくする場所に住み続けることは、どのような基準で考えても、影響がないとは言えない数値なのです。

なぜ、政府は「子ども疎開」を決断することができなかったのでしょうか。

ふくしま集団疎開裁判は2011年6月に、郡山市の14人の小中学生が原告となって、起こしました。

2011年12月16日には福島地裁郡山支部が申し立てを却下。仙台高裁に抗告。

2013年4月24日、仙台高裁から「低線量被ばく」の危険性を認識しつつ、「学校避難」だけでは被ばくを避けることはできないという、却下理由をつけた判決が出た。

報告会が予定されている。

■日時:5月8日(水)18時~20時
■場所:参議院議員会館 会議室(未定)
■演題:「仙台高裁話法」を読み解き、4.24仙台高裁判決(決定)から未来の展望を引き出す

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一方で、やはり、そうなのだと、思わざるを得ない状況が積み上がっています。

2012年1月25日、第一回県民健康管理調査甲状腺検査結果公表。36%の子どもに「のう胞」が見つかる。

2012年6月7月、『ビジネス・インサイダー』に、その結果に対して警鐘をならす記事が掲載される。

2012年8月25日、福島県外の子どもについても甲状腺検査を実施。

裁判の行方を決めるのは「真実と正義とサイレント・マジョリティ」もっと多くの人に知って欲しいと。

世界市民法廷も開かれた。

2012年2月26日 第一回世界市民法廷 東京
2012年3月17日 第二回世界市民法廷 郡山市

http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html

郡山市は、学校の線量を調査しているにもかかわらず、公表していない。
調査の結果では、年間87mSvという高レベルの可能性も示唆されているのに、である。

裁判はこれからも続きます。このブックレットは571円です。ぜひ、ご購入ください。

【関連ブログ・記事】
日本学術会議
http://ericweblog.exblog.jp/13061710/

津田敏秀教授(岡山大学大学院・環境生命科学研究科)http://iwj.co.jp/wj/open/archives/72353
  同じ方が2011年の段階で言っていたこと。
        http://ericweblog.exblog.jp/12582954/
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by eric-blog | 2013-05-07 09:12 | ■週5プロジェクト13 | Comments(0)
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