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子どもたちのいのちと未来のために学ぼう放射能の危険と人権

子どもたちのいのちと未来のために学ぼう放射能の危険と人権
福島県教職員組合 放射線教育対策委員会 科学技術問題研究会、明石書店、2012
1869冊目

「フクシマ」の事実を、さまざまな側面からわかりやすく紹介している。

福島県民の8つの苦悩と多重災害 「喪失」「分断」「外部被ばく」「内部被ばく」「健康不安」「負のスパイラル化」「差別」「原発重大事故再発への不安」11

「避難しない」「避難できない」「してもしかたない」の三つの意識。

「戻らない」のに「戻りたい」→除染は移染、県民に強いられる「過小評価」

意識を超越した天然の向日性(太宰治『パンドラの匣』より)

教職員の意識の「分断」=「個人レベル」「校種レベル」「まだら汚染の実態」「不安を煽るかもしれない不安」「屋外活動制限の弊害」「過小評価する行政」「保守政権下の教職員の「心の管理」」 22

教育実践を総合学習、特別活動、道徳教育において「生きるための学び」を展開する。

文部科学省『放射線等に関する副読本』の問題点  64
1.事故にいっさい触れていない
2.低線量被ばくは人体に影響がない
3.副読本の費用がエネルギー特別会計から拠出されている
4.副読本を作成したのが原子力文化振興財団である

学校が取り組むべきこと「食の安全」「放射線教育」「制約の克服」

未来のために大切な学びのポイント 「おわりに」より

1.放射線被ばくの歴史を系統的に学ぶ
2.ヒロシマ・ナガサキからビキニ、チェルノブイリそしてフクシマへ至る核時代の歴史をふりかえる。
3.人権と環境の問題を全般的に学ぶ
by eric-blog | 2012-09-18 07:49 | ■週5プロジェクト12
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