****************われらの狂気を自覚せよ*************
安冨氏は、「責任ある行動のために、世襲制を考えてみたらどうだろう」と言う。http://www.ustream.tv/recorded/24166664
無責任きわまりない東大話法だ。極端なことでもなんでも言っても、売れさえすれば、彼は痛むことはないのだ。彼は、すでに、事故の責任から痛みを感じる側ではないのだ。たった一年で。
ここまで拡大した格差社会の現実を前に、なにをかいわんやである。すでに、政治家だけでなく、トップ30大学は、意思決定者らが、責任者が、数少ない権益者のために、意思決定をしてきたことの結果であることは明らかなのに。世襲制の責任を感じるからこそ、自分たちに利益を誘導しているのに。原発の導入の意思決定に「天皇ならばどのように意思決定しただろうか」などと想定できること自体が、遊びだ。すでに、彼は遊び始めている。もうちょっと、真剣に考え続けてほしかったなあ。
質問をした女性が、「討論の最初は、発狂とか、なんとか言っていたけれど、本質は経済的なゆがみを創り出すことで利益を誘導することが、ゆがめた方が通行料をとれることができることの問題ならば、なぜ、最初からそのことを言わなかったのか? 意図はあるのか? みんなが承知の上?」
それに対して、「承知の上だと思っていた」と返す。本当か。ワークショップ的場で出た考えなのではないか? とも思うが。東大話法そのものだなあ。自分の考えたいことに酔って来ている。
「一人ひとりが自分の判断で自分の幸福を追求し始めたら、ゆがんだ構造を維持できない。
幸福の擬装工作が、ゆがんだ構造、関所で通行料をとられる。
みんなで搾取される社会が当然だと思わされている。」
「首相になるということは、全部を考えることだ」平さん、すごい意識が高いな。
まじめに「麻薬をやめるために」を考えようとして参加した人もいたのにね。
「幸せ」か。いま、安定した職業についている人が考える「幸せ」とは条件的に考えている以外ではありえないと思うのだが。
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Ted Trainerのことばを繰り返しておく。
「いま必要なのは、大多数の人たちが、このままでは続かないということを自覚するための手だてだ」