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ファシリテーター養成講座-国際理解教育「ワールド・スタディーズの学びかた・教えかたをESDに活かす」

1日目
セッション1 共通基盤づくり
11.00-13.00
1.二日間の構成について
2.共通基盤づくりの目標と内容のひとつ「国際理解教育について共通理解を持つ」4つの窓 [adapt one,個人作業 7分]
(ア)知っていること・知りたいこと
(イ)連想図
(ウ)昔・いま
(エ)力関係図
3.全体共有
(ア)知っていること・知りたいこと ESDとの一致点=テーマや方法論、国際協力、
(イ)力関係図 学校での取り組みの背景は「選択科目」としてあるため。今年で四年目、来年からなくなる。7人体制で週4時間の内容づくり
(ウ)昔・いま ユネスコに戦後の平和を期待する人々が支えて始まった。なぜ日本は戦争したのか。世界のことを知ろう。開発教育との隣接化。遅れて平和教育も入ってきた。日本の文化を紹介しようという、国際交流系への発展も。いまは英語に特化。国際交流・国際理解・国際協力
(エ)連想図 万博から始まり、外国のことを理解する。そのために歴史や宗教や文化を知る。また、世界がなぜ争っているかを理解する。地球規模で考え、地域で行動する。Think Globally, Act Locally
4つの教育はひとつ: 環境教育・開発教育・人権教育・平和教育に共通
4.2日間研修への期待の共有
(ア)分かり方にこだわる
(イ)ことばを共有するコミュニティ感覚、コミュニケーション
(ウ)排他性
5.ワールド・スタディーズの方法論の体験「教室の中の世界」[一人作業、1’]
6.気づいたこと・感じたこと・学んだこと
(ア)外国産
(イ)ポスターを読む力
(ウ)輸入に頼っている
(エ)「机」の中にみつける20のつながり探し デザイン・素材・生活様式・生産ライン・会社経営・会計・法律・規制・同業者団体・運送・販売・資本主義・・・
7.ミニレクチャー 「社会的有利性の配分」=正義と公正 
8.ワールド・スタディーズの方法論

セッション2 流れのあるプログラム
14.00-15.50
1.ことばの家 [ペア作業]
2.英語はなぜ世界語? 世界を支配したヨーロッパ
3.追加資料
(ア)ペドロの開発 
(イ)知恵の三つ編み「白いバッファローの仔の女」=無文字社会の学び方
(ウ)識字の暴力
4.「不公平な貿易」わたしたちがこの続きを域内ためには、何ができるのか?

セッション3 ワールド・スタディーズの方法論と価値観
16.00-18.00
1.「わたしは問いかけつつ教えているだろうか」[ws p.16-17]
2.テキストを読む「本トのインタビュー」
3.アダプト・アクティビティ 各章から選ぶ
4.その他の参考図書
(ア)地球のみかた
(イ)未来を学ぼう
(ウ)いっしょにできるよ
(エ)環境教育指導者育成マニュアル

2日目
セッション4 アクティビティ実践
9.00-12.30
1. 「バナナの旅と帰ってきた小銭」
貿易力は社会的インフラ力の格差(施設・体制・品質管理)
オルタトレードが「嗜好品」レベル以上の貿易方法にはならない
2. 「食べ物はどこから」
消費者が「高く払っても良い」と思える条件は何?
3. 「問われるべき5つの質問」
海上の森センターでのできごと。
1)全体像をつかむ
2)それぞれの背景を考える「a 自分、b 相手」
3)解決策をなるべくたくさん
4)あなたが、相談を受けたとしたら
5)応用「価値観の違いからくる対立をどう扱うのがよいか」
しかし、本当の問題は「協力できない諸団体」の課題
再度、1から5をやってみる。
4. ノートテイキング

セッション5 アクティビティ実践
13.30-15.30
1. 「観光化の問題」 
ペア作業で「観光地・観光旅行に求めるもの」共通点8つ
優先順位をダイヤモンドランキングで合意する
「観光業者から見て、魅力的な観光地」の条件[一人作業]
「現地の人はどう受け止めているか?」[カードで共有WS p.123より]
観光業が育てるもの・壊すもの [一人作業]
2. 「世界はこれからどうなるか?」
未来の表に記入する[WS p.151]
力の場の分析 プラスに働く力、マイナスに働く力

3. ノートテイキング

セッション6 ふりかえりとまとめ
15.30-16.20
1. 国際理解教育のファシリテーターとしてのわたしの成長ガイドライン[一人作業]
□事の関係性・関連性を見えない人たちへの影響も含めて選択する
□見えないものを「ないもの」にしない
□思考をクリアにしてくれるフレームを手に入れる
□アクティビティを使う→参加者に提供する
□ふりかえり・点検・改善する
➢システム思考「学び続ける組織の5つの原則」
□問いの重要性 = ファシリテーターの深い理解が見えてくる、もうちょっと考えることを参加者を信頼してい共に行なう。
□もうちょっと考えるためのhowとwhat(テーマ)を大胆に提示する
□楽しむことができるか? どきどきわくわく
2. クリスマスカードを書こう。
3. 修了証にサインする。
by eric-blog | 2012-07-24 17:17 | □研修プログラム
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