ERICニュース at ERIC エネルギーと社会

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ERIC国際理解教育センター ニュース
ESDファシリテーターズ・カレッジ 〜at ERIC 〜 2011/10/31
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(文責:かくた)

土日に「エネルギーと社会」PLTファシリテーター育成研修を行いました。
いやあ、良かったです。参加者7名、共同ファシリテーター5名。
いつものことながら、こういうものは主催する側が一番の学びになりますよね。
参加者にとっても、大きな学びがあった研修だったと思います。

だから参加型はすごい。

テキストは『エネルギーと社会』モジュール。+PLTガイド。

:*: :*: ・・プログラムの流れからご紹介・・・・:*: :*:

記録起こしはまたPDFなどから内容も含めて行なわれると思いますが、まずは流れのみ。

PLT E&S2011

参加者 5名
共同ファシリテーター 5名

:*: :*: ・・2011年10月29日(土曜日)

セッション1 共通基盤づくり
11.00-13.00ファシリテーター 佐藤宏幸
1. 音楽CD「エネルギーと社会」はどんな歌詞?
2. 「わたしのエネルギー度」 握りこぶしでスピードメーター
3. 「漢字一文字で「エネルギー」とは何か」[個人作業]
4. ペアで自己紹介→二人の漢字を合わせてみると?
5. 研修への期待→傾聴
6. 話し合いの心がけ
7. 場のオーナーシップ[ペアで事務所内5ポイントをアダプト探検→全体共有]
8. 事務連絡
9. 自己紹介 [12.45-13.00 15分]

セッション2 流れのあるプログラム
14.05-16.13ファシリテーター 梅村松秀、木村幸一郎
1. 流れの説明=4つのアクティビティ「エネルギーはどこから」「なぜエネルギーが重要か」「エネルギーの元をたどる」「生命のつながり」の起承転結
2. 「わたしの一日のエネルギー」 朝起きてここに来るまでにどんなエネルギーを使ったかをふりかえる [個人作業]
3. 5つの場面で共有 [起床、洗面・身支度、食事、移動、今日の行動で板書]
4. エネルギーの分類 再生可能エネルギー=生命活動に必要なものを満たすもの。他にどんなエネルギーが?
5. 「エネルギーを定義する」
6. 「なぜエネルギー問題なのか?」
7. 「大江戸省エネ事情 ゼロカロリーから10万カロリーまで」 [「照らす」「伝える」「食べる」「観る」「旅する」の6項目の変化を辿る]
8. 『地球のなおし方』よりデータの共有
9. 「エネルギー・チェイン」 朝ご飯の元はどこから?何から?

セッション3 ふりかえりとまとめ
16.20-18.00ファシリテーター つのだきみえ
1. ミニレクチャー「PLT12時間コースの流れ」
2. 「ファシリテーションの比較・共通点と異質点」
3. 「ガイドをハイク「エネルギーと社会」バージョン」[分担して答え探し]
4. PLTの特徴の理解を三つの省察で。「技術的省察」「実践的省察」「見通し的省察」
5. 見通し的省察のための点検の視点「わたしたちは未来のための教育を行なっていただろうか?」[『いっしょに考えて』p.50]

:*: :*: ・・2011年10月30日(日曜日)

セッション4 プログラムづくり
9.00-11.00ファシリテーター かくたなおこ
1. 昨日のふりかえり [個人作業2’→ペアで共有2’→全体共有・板書]
2. 「エネルギーと社会」で伝えたいこと[個人作業で表札づくり→オープンマーケット方式で仲間探し]
3. グループで「起承転結」の流れのあるプログラムづくり

セッション5 ファシリテーション実践
12.00-13.50ファシリテーター かくたなおこ
1. 「給食から考えるわたしたちのエネルギー問題」[tsu, taka, tana]
2. 「つながる・つながる」[o, j, kim]
3. 「わたしたちのまちのエネルギー・ビジョン」[mizu, sato, saito, suzu]
各グループ20分実践、10分ふりかえり。

セッション6 行動計画づくり、ふりかえりとまとめ
14.00-16.20ファシリテーター つのだきみえ
1. ふりかえりのノートテイキング
2. 行動計画づくり
3. 二日間のふりかえり → 見通し的省察を深める
4. サークルタイム
◯二日間のふりかえり
◯見通し的省察「エネルギーと社会」にとって、今回の学びは
◯行動計画の実行宣言
5. 修了証・認定証・PLT6時間研修のプログラム・アンケート記入、事務連絡

:*: :*: ・・学び・感動があったなあ・・・・:*: :*:

:*: 発見! ポテンシャル・エネルギー

今回、何が最大の学びであったかというのは、「ポテンシャル・エネルギー」の発見です。これまでPLTモジュール『エネルギーと社会』p.2の説明によって「エネルギーが姿を変える」ことを「食べ物の化学エネルギーをわたしたちの運動エネルギーに変える」「わたしたちの運動エネルギーでゴムを引っ張ると弾性エネルギーとして蓄えられる」というような理解を進めてきていました。

しかし、「わたしの一日」をやってみて・・・
6.00 起床
水を飲む
ラジオのスィッチを入れる
顔を洗う
コンピューターとWiMaxのスィッチを入れる
湯を湧かす
お茶を入れる 茶筒をとる 茶碗を出す ティーポットを出す
洗濯機を回す
パンをトーストする
冷蔵庫からからし明太を取り出す
冷凍庫からバナナとブルーベリーを取り出す
冷蔵庫からヨーグルトを取り出す
ミキサーでヨーグルトとバナナ、ブルーベリーを撹拌する
トイレに行く 水を流す
テレビをつける
エレベーターで降りて朝刊を取って上がってくる

「する」という動作とその動作で使っている「モノ」が必ずセットになっていることに気づくのです。その「モノ」に「ある」のがポテンシャル・エネルギーなのです。高いところにあるモノを取る。その高いところにあるものは、「ポテンシャル・エネルギー」を持っています。だから、落ちるし、落ちると壊れるし、壊すのです。

地震もプレートのひずみというポテンシャル・エネルギーが引き起こしたものですね。

マンションという建物にもポテンシャル・エネルギーが蓄えられています。それは建築する時に使った運動エネルギーと素材のポテンシャル・エネルギーの合計の結果なのです。

わたしたちの生活を支えるエネルギーは、運動エネルギーとポテンシャル・エネルギーなのです。そして、「都市」というインフラストラクチャーの「蓄えている」ポテンシャル・エネルギーはとても大きいのです。

結果、いまのわたしたちの生活のエネルギーは、江戸時代の10万倍? にものぼるのです。(ホントは、ゼロからの増加率を「倍」で表現することはできないけれど・・; ) 生産するということは、ポテンシャル・エネルギーを蓄えるということなのです。そして、廃棄するということは、本当は、そのポテンシャル・エネルギーを回収することであればよいのでしょうが、「捨てる」だけになっているのです。「捨てる」ということばは、エネルギーにはなくて、エネルギーは姿を変えるだけで、なくなりはしないので、「捨てる」というのは蓄える姿と場所を変えているだけなのです。

エネルギーと社会を考えるということは、ポテンシャル・エネルギーのことを考える方が、いまや重要になってきていると言えるでしょう。生産という形で蓄え、そして、それを「捨てる」という一方通行では、捨て場がなくなるのです。Total Material RequirementTMRを減らすこと。それがエネルギー問題のもう一つの側面です。

メドウズの『地球のなおし方』の表現によれば、気圏は二酸化炭素がいっぱいいっぱい。岩石圏は廃棄物でいっぱいいっぱい、おまけに放射性物質やら有毒物質の化学物質やらで、質的にも有害化してしまっている。気圏・岩石圏は、もう満杯なのです。自らの環境を有毒有害化してしまっていいんだろうか? 危機感がないのは「見えない」せい?

『限界を超えて』が指摘されたのは1992年。もう20年も前のことになるのですね。わたしたちの社会はこの警告に真摯に耳を傾けてきたと言えるのでしょうか?なぜ、このようにわかりやすい警告が真面目に受け止められないのでしょうか? どうすればいいのでしょうか? その一つの答えが、この「エネルギーと社会」という学びの共有であるのです。


それに対して「再生可能エネルギー」というのは無機物が有機物に、有機物が無機物にと、エネルギーによって姿を変えていきますが、「蓄え」たり、「捨て」たりはしていません。すごいことですね、地球という営みは。その営みのすごさを知り、説明できるようになった人類もすごいと思います。

宇宙は人類を待っていた。

本当にそう思います。

願わくは、そのすごさの破壊者にならないことを。

エネルギーとmaterialの関係をポテンシャル・エネルギーという概念と単語を使って理解できたこと。それが一つ目の感動です。

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/energy-in-japan/energy2010html/japan/index.htm


:*: つなげる! 食べ物を通して考えるわたしたちのエネルギーと社会

もう一つは『フード・ファースト・カリキュラム』とPLT『エネルギーと社会』モジュールを関連づけることができたことです。
◯食べ物はどこから?
◯レストラン・エネルギー亭
など、あらためて、プログラムやカリキュラムに含めたいと思わせられるアクティビティです。

おかげで、ずいぶんと展開できるアクティビティの幅が豊かになりました。

エネルギーと社会。

やはり、エネルギーという視点は、さまざまなものをつなげてくれるのですね。

:*: やっぱりそうか、そうなのだ! 価値観の問題

三つ目の感動は、エネルギー消費は価値観と関連しているということを共有できたことです。

わたしたちの行動すべてにエネルギーがからんでくる。名をするのか選ぶのかは、わたしたちの価値観の現れなのです。

今年は「ESDは価値観の教育である」ということに焦点を絞って、ESDファシリテーターズ・カレッジでも、スキル研修は「わたし 価値観を学ぶ」(9月24-25日了)、「あなた 対立を通して価値観を明確にする」(11月26-27日参加者募集中)、「みんな 社会全体で価値観を共有する」(2012年1月28-29日参加者募集中)の三本で企画しています。

すでに終了した「わたし 価値観を育てる」では、3.11以降の自分自身の生き方と行動を見直し、自分が大切に思うものを本当に大切にできる行動を選ぶことが、「自分らしさ」を育てることになるのだということを共有しました。

PLT「エネルギーと社会」でも、エネルギー問題は価値観の問題であるということを共有できたことは、とても嬉しいことでした。

11月の主催研修「あなた 対立を通して価値観を明確にする」では、「親のエンパワメント」のための研修で行なった「IALACから「わたしメッセージ」の練習」という流れで対立を扱うためのスキルトレーニングを行ないたいと思います。

http://ericweblog.exblog.jp/13884717/

これも、何が生まれるか、とても楽しみです。ぜひ、ご参加ください。


:*: :*: ・・アイデア・宿題を忘れずに、活かそうね・・・・:*: :*:

たくさんのアクティビティのアイデア、ワークシートのアイデア、リアリア(realia=ハンズオン)のアイデアなどが生まれました。忘れないために、宿題も含めて、ご紹介しておきましょう。

:*: プログラムをふりかえる 三つの省察ワークシート
参加型学習で活用する活動形態は「個人作業」「ペア作業」「グループ作業」「全体作業」の4種しかありません。活動形態が技術的省察の中心であり、Howであることは間違いありません。

そして、なぜ個人作業なのか。なぜグループ作業なのか。ファシリテーターはそのWhyを持っていないといけないのです。そして、その活動形態を次にどの活動形態にどうつなげるか、その展開も重要なHowです。ということは、ファシリテーターはなぜそのようにつなげたか、そのWhyを説明できないといけないのです。

Whyを考えるのが実践的省察です。そして、その結果、プログラムの目標が達成されていたかどうかが問われるのです。

三点目の「批判的・見通し的省察」は本質的に何を達成したいと思っているかを問うものですが、これのためには「点検の視点」があったり、自分自身の価値観の明確化が求められます。今回は、二種類の「点検の視点」を入れました。

:*: 見通し的省察のための「点検の視点」二種
一つはセッション3での「流れのあるプログラム」のふりかえりで使った「わたしたちは未来のための教育を行なっていただろうか?」[『いっしょに考えて』p.50「未来のための教育とは?」]です。

ESDが価値観の教育であるというのは、そもそも教育の目的そのものが変化しているのだということを認識していなければ、ESDにはならない。

そのことを、時々に点検することが、軌道修正、「省察的実践家」Reflective Practitionerとしての教育的指導者に求められることです。

もう一点は「エネルギーと社会」モジュールp.6「概念」です。これはセッション3で共有しましたが、セッション6の自分自身の学びをふりかえる時にも援用しました。わたしたちの二日間の学びは「エネルギーと社会」という観点からふりかえって、有効だっただろうか? と。

二つ目の視点はテーマ型省察と言えます。国際理解教育、4つの教育、ESDのいずれも、「人類共通の課題」というテーマを扱うことと、その「課題解決のためのスキルを身につけるための教育」であるという二つの側面を持った教育であるということから考えると、これらの二種類の点検の視点があることを共有できたことは、良かったと思います。

:*: ガイドをハイク「エネルギーと社会」バージョン
共同ファシリテーターの一人、つのださんが、セッション3のために創りました。「ガイドをハイク」PLT PreK-8ガイドの20問をアダプトしました。

すでに「エネルギーと社会」のPLTファシリテーター研修を受けた方も、復習のためにハイクしてみてください。

1.PLTの目標は何ですか?
2.「地球のエネルギシステム」とは何ですか。どこでその情報が見つかりますか。
3.争点のある問題を提示するときの教師の役割は何ですか。
4.多様性というテーマについて、室内で取り組むことができるアクティビティをさがしましょう。
5.「個別化教授法」についての情報はどこで見つかりますか。
6.生徒にとって効果的なアクティビティであるかどうかを評価するための情報はどこにありますか。
7.「【エネルギーと社会】のストーリーライン」の事例はどこにありますか。
8.学習者を気づき、理解、挑戦、動機づけ、行動というプロセスで導くためにPLTで活用されている教授方法の三つとは何ですか。
9.「エネルギー」や「エネルギーと社会」に応用可能なアクティビティはどれですか。
10.教科カリキュラムに対応したアクティビティを探し出す最短の方法は何ですか。
11.「推定する」というスキルが関係するアクティビティを見つけなさい。
12.PLTのアクティビティでテクノロジーの活用が含まれているものを見つける三つの方法は何ですか。
13.どの付録に「アクティビティの参照と資源」がもっともたくさん紹介されていますか。
14.アクティビティのサイドバーに含まれる9つの項目とは何ですか。
15.PLTガイドからのコピー、複写についての方針は何ですか。
16.アクティビティ84に関わるラジオ番組は何ですか。
17.「水の不思議」の評価の機会の三つ目の参考となる図表はどこで見つけられますか。
18.新しいガイドでは「自然欠乏症」という造語が紹介されています。どこで見つけられますか。
19.PLTが質の高い環境教育を支援していることをまとめたようなスローガンは何ですか。
20.教師が教科の達成目標とPLTの関連を見いだすにはどうすればいいですか。

この情報はPLTファシリテーターズ・コーナーにアップされる予定です。

ご活用ください。そして、テーマに合わせた「ハイク」を作ってみてください。

:*: 原子の世界をイメージする
共同ファシリテーターの佐藤宏幸さんからの情報です。

まずは、大きさや構造を知る。 ① NHK 高校講座 化学 「第4回 物質の構成」より Eテレ 毎週火曜日14:30~15:00 放送日5/10 第4回 物質の構成 原子の構造 講師:立教新座高等学校教諭 渡部 智博 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/kagaku/archive/chapter004.html 02:50~07:00( 分) 金箔の厚さに、500個の金原子が並んでいる。

大数少数の単位の名前を知る

兆京 ナノメーター、オングストローム ナノテクノロジー、メガバイトなど。

大数 一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、 (秭)、穣、溝、澗、正、載、極、恒 河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数(計21単位)
小数 分、厘、毛、糸、忽、微、繊、沙、塵、埃、渺、漠、模糊、逡巡、須臾、瞬息、 弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静(計24単位)

ぜひ、『原子力と人間 闇を生む光』(小林公吉、菁柿堂、2005)もお読みください。原子の世界の三つの秘密に、驚かれるはずです。

http://ericweblog.exblog.jp/13088029/

秘密その一  原子の正体は「から」 原子核とその回りを取り巻いている電子の巨大な空間。
秘密その二  陽子と中性子、そして電子がすべての物質の基本。
秘密その三  放射性物質と呼ばれる物質の原子核は崩壊する。

秘密その一を実感するために、大数少数に親しむこと、そして、比喩を用いることがおすすめというわけです。

陽子と中性子からなる原子核の大きさをピンポン玉ぐらいだとすれば、電子が飛び回っているのは東京ドームの広さぐらい。なんてね。しかも、その大きさは1万分の一ぐらいなのです。ピンポン球の一万分の一の大きさのものが東京ドームほどのところを飛んでいる? 

http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/k0dennsikotai/35cm.htm

:*: 手作りはイベント? それとも日常? ポテ地を探せ!
『大江戸えねるぎー事情』(講談社文庫版では『大江戸省エネ事情』)が描き出す江戸時代というのは人間のエネルギー、再生可能エネルギーで、物事が回っていた時代です。

人間の手仕事が生活の質を支えたいたのです。だから「手作り」に戻ろう。その価値観はよいのですが、現実の行動は「変だぞ?」なのです。

例えば、『普通の家族がいちばん怖い 徹底調査! 破滅する日本の食卓』(岩村暢子、新潮社、2007)が描き出す「手作り」の風景はこんな感じです。
http://ericweblog.exblog.jp/6821754/

・ してもらえる「お客様」
・ 好き嫌いで取捨選択、伝承・決まり事は苦手
・ 子どもを喜ばせたい
・ うるさい親になりたくない
・ 一緒にいられない家族たち、バラバラ
・ ノリでつながる家族、盛り上がりが大事

手作りはイベント。なのです。

となると平均で1643品目(1992年の調査より)に囲まれて暮らしているわたしたちの、「手作りのための生活財」の所有が増えるだけなのです。例えば、「ポップコーン製造器」は80%の人が「全然使わない」と答えているのです。その他「電気天ぷら鍋」「アイスクリーム製造器」「電気ゆで卵器」「ワッフルメーカー」「たいやき器」などなど、半数以上が「全然使わない」と答えています。

わたしたちの生活は「手作り」イベントのための「全然」あるいは「ほとんど」使わないモノのポテンシャル・エネルギーにあふれているのです。

参考文献『生活財生態学III 「豊かな生活」へのリストラ』(商品科学研究所 + CDI<1993)

手作りが日常であって初めて、「手作り」という価値観が「エネルギーと社会を変えると言えるのではないでしょうか。

そこで、「手作りが日常にできるポテンシャルを持っている地域(ポテ地)」と「手作りがイベント以上になりえない地域」との線引きをする指標を考えてみることにしました。

ポテ地以外では、「エネルギーと社会」の課題は「手作り化」だけでは解決できないということです。

「ポテ地はどこ?」
◯まきストーブを使える。
◯高層ビルの数と密度。
◯野菜、米、にわとりなどを作れる飼える。
◯山林、里山との距離が歩いて5-10分、自転車可。
◯自然エネルギーを生み出す場が近い。
◯自然生活地域である。
◯井戸があるか。
◯用水路がある地域なのか、下水路だけの地域なのか。
◯自然の生き物、植物が豊富。
◯人のつながりがある。伝統が生きている。

市町村という行政区分でエネルギー・ビジョンを考えるのではなく、ポテ地度によってエネルギー・ビジョンは変わるはずなのです。


:*: 推奨 「エネルギーと社会」 2時間プログラム
1.わたしたちの社会はポテンシャル・エネルギーで満ちている 「わたしの一日」
2.ポテンシャル・エネルギーの高さは廃棄のエネルギー・コストにつながる。「マンションができて、そして壊されるまで」
3.成長の限界
4.これからの行動を考える「未来のまち図」

:*: PLTのアクティビティと高次の思考スキルの関係

つのださんがまとめてくれました。PLTガイドの96アクティビティそれぞれがどの思考スキルに対応しているかの対応表です。これも多分PLTファシリテーターズ・コーナーにアップされるはずです。ここでは、どの思考スキルがよく使われているかの頻度順をご紹介します。

頻度順
分析する38
観察する37
比較する、対比させる28
属性や構成するものを同定する25
問題解決する21
調べる21
情報を整理する20
議論する19
分類する、カテゴリーに分ける15
評価する15
関係やパターンを同定する15
予想する14
解釈する12
表現する11
推論する9
結論づける8
意思決定する8
問題を定義する8
統合する、創造する7
並べる、整理する6
構成する、作曲する5
概念を形づくる5
原因と結果を特定する5
問いをたてる5
中心となる考えを同定する5
まとめる4
理解する3
論理だてる3
クライテリアを確立する2
一般化する2
アナロジーや隠喩などを作る2
原則を形づくる2
再構成する2
立証する、実証する2
洗練する1
推定する1
翻訳する1

http://ericplt.exblog.jp/17037303/

:*: :*: ・・主催研修スキル「あなた 対立を通して価値観を明確に」・・・・:*: :*:

次回、11月の主催研修は、スキル研修「あなた 対立を通して価値観を学ぶ」です。使用テキストは『対立から学ぼう』です。

開催要項はERICのホームページからダウンロードすることができます。

2011年(平成23年) 11月26日(土)~27日(日)

第一日
セッション1 共通基盤づくり
11:00-13:00
1. 二日間の内容について
2. 自己紹介「価値観をふりかえる」
3. 傾聴
4. 二日間の心がけ[一人で→ペアで→全体で]
5. ふりかえり

セッション2 『対立から学ぼう』のレッスンを体験する
14:00-16:00
1.IALAC
2.セルフ・エスティームを育てる「わたしメッセージ」の練習
3.対立は悪くない
4.対立を通して価値観を明確にする

セッション3 『対立から学ぼう』の学習方法の特徴とすすめ方
16:00-18:00
1. 「何を、どのように?」技術的省察
2. 「なぜ?」実践的省察
3. カリキュラムの目標「それで、どうしたいの?」見通し的省察
4. 『対立から学ぼう』カリキュラムの実践課題

第二日
セッション4 「わたし」・「あなた」の価値観を育てたもの、そしてこれから
9:00-11:00

セッション5 プログラムづくり
12.00-14.00

セッション6 行動計画づくり
14.00-16.00
1. 二日間のふりかえり
2. 個人的行動計画
3. バリヤーの克服
4. 修了証

ぜひ、ご参加ください。

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by eric-blog | 2011-11-02 18:15 | ERICニュース | Comments(0)
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