356-2(1539) 骨単
原島広至、NTS、2004
2004年の初版から、わたしが図書館から借りている版で29刷り目。そして、いまなお本屋には41冊もが平積み状態!
著者はこの本の着想を20年前に思いついたという。つまり、ラテン語やギリシャ語の語源を知れば、英単語も覚えやすくなるのではないか、ということである。
そして、3DCGを描くことを生業とした著者が、「骨単」を思いついたのが2003年。
あっという間に、この図版満載の企画の実現となった!
骨単の勢いはとどまることを知らず、脳単、臓単、いまや生薬単まで出ている!
読んで楽しいものではあるが、覚えやすいかというと、それは別。大人の脳が記憶するには、主体的な構成主義アプローチが必要であることには変わりはない。ただ、構成のための要素はたっぷりになるので、楽しさは倍増することは間違いない。
この本を読んでいるのを電車で見かけたことが知るきっかけになったのだが、看護系医療系の学校が増えているだけに、これは必需本になっているんだろうなあ!
ericかくた なおこ沅