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有機農業推進法

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23日は、ツルネン・マルティさんの「有機農業推進法」についての現状と展望をお聞きしました。
◯フィンランドでは有機農業による食糧供給率が10%
◯フィンランドでの残飯のリサイクル率は70% 飼料に、堆肥に、エネルギー源に 日本は90%が焼却されている。

有機農業をすすめることは、食の安全、環境保全、自然に学ぶことにつながる。有機農業から、給食、食育、農業体験へなど、ビジョンは壮大に広がっていました。
確かに、「幼児期の環境体験」をすすめることを考えても、食農教育の推進は必要ですね。何よりも、子どもたちを安全に外に連れ出すことのできる条件として「場」「人」「時間」の確保があります。ファシリテーターを増やす。そのための仕組みづくりが求められますね。でないと、人材育成=高等教育=大学となってしまい、大学改革を考える無限ループに入ってしまいます。

現在の世界で、肉食などに穀物をまわさなければ、食料生産は一人当たり2786kcalあるという情報も再度確認できてよかったです。

ルナ・オーガニックの安田けいこさんのプレゼンでは、食事のカロリー摂取の構成が
・ 肉類 16%
・ 油 16%
・ 小麦 13%
合わせて45%で、これらのほとんどが海外からの輸入であり、この構造させ変えれば、自給に近づけることは可能であるとのことでした。また、1600万トンほどのトウモロコシをUSAから輸入、その3/4が飼料に使われている。米、魚、大豆中心の食に戻すこと。

会場は紙パルプ会館、屋上で「銀座のみつばちプロジェクト」をやっている、とのこと。「銀座のママが・・」というのが二回ほど出てきて、その度に聴衆に受けていて、?でした。

25名ほどの参加者が、最後に1分ずつ自己紹介しました。ネットワークを作り出したいという気持ちを感じました。

■参加者および関連団体情報
新しい公共をつくる市民キャビネット
農都地域部会
NPO自然復元協会
NPOさいたまネット
どんぐりファーム
ミレニアム・シティ
里山元気塾
食養生
パルシステム

最後の自己紹介が、ダイアログBarからのご案内のゆえんなのでしょうか?

ふりかえりの質問にも進行について、という項目がありました。

-- 人権尊重文化の推進3原則 --
○排他的ではなく包容力のある文化 Inclusion
○ヒエラルキーではなく対等な関係 Equity, Power Shared, Empowerment
○リスクを避けるのではなく、変化のプロセスに挑戦する Process Mind
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by eric-blog | 2010-03-24 14:08 | ■週5プロジェクト09
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