TEST2017記録

TEST2017記録

201731819


セッション1 共通基盤づくり

11:00-13:00

1. 「ひと文字」で自己紹介  ~12:00 結構ゆっくり、たっぷりやりました!

  「家」=うるおい

  「響」=こころにしみることば

  「静」=こころをみつめる

  「心」=ことば

2. ジャーナルづくりでふりかえり

3. 傾聴[ペア作業]

4. 二日間の心がけ


  とても少なかったのが印象的。

5. テーマを洗い出す


大きくは課題と人材育成の二つ、そしてそれぞれの中が二つずつの四つにしました。

(1) 学校の課題

1/2成人式/無言の清掃

(2) ファシリテーター育成について

   ③健やかさとは何か、傷つくことも大事

ESDファシリテーターの育て方


セッション2 課題についてQFTで迫る

14:00-

1. テーマを選ぶ

2. テーマ①を二つのグループで行う。

16:15~

3. テーマ②を「特権」と「アライ」についてのペアで。


セッション3 ふりかえりとまとめ


3/19

セッション4 コミュニティの課題解決に「プロセス・デザイン」で迫る

9:00-11:00

1. 昨日のふりかえりと共有

  ・良かった点

  ・残された疑問

  ・QFTについて

2. QFD(question focus design)で「問い」をクリスタライズ!

10:40から共有→優先順位


3. 「問い」に共に迫るためのプロセスづくり

  ・アクティビティ

  ・プログラム

  ・カリキュラム  五つの手立て

11:00-

4. What's Next?

13:00から共有


セッション5 推進の課題

1. マンションのケミカルフリーに取り組む  ~13:55

2. きょうだいはアライ  ~14:10

3. 地域の次世代育成  ~14:45

4. パーム油の環境影響  ~14:55


セッション6 個人的行動計画

15:15~16:00

1. 二日間のふりかえり  QFTは役に立ったか

2. 行動計画づくり



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# by eric-blog | 2017-03-21 16:50 | □研修プログラム | Comments(0)

被ばく 10人の専門家

Days Japan 4月号

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肥田舜太郎さん、逝く。
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# by eric-blog | 2017-03-21 14:52 | □週5プロジェクト16 | Comments(0)

識字神話をよみとく 「識字率99%」の国・日本というイデオロギー

識字神話をよみとく 「識字率99%」の国・日本というイデオロギー

角知行、明石書店、2012

2732冊目


ヤッホー! 読みやすい本である!

何よりも、著者名のよみが明確である。ふりがなつき。

章ごとに、初出の人名はひらかなで、カタカナ語も英語と併記されている。

英語、外国語の氏名も、姓名の順なので、参考文献リストに混乱がない。


漢字で表記しないものは「意味づけ」が可能な単語である。つまり、日本語の「みる」に、いろいろな漢字が当てはめられる。それを一つの漢字に縛られないために。


頼むからこの表記法を徹底してくれーー!


しかし、「識字率99%」というようなイデオロギーを垂れ流して平気なこの国ではそんな革命は起こりそうにない。識字による差別を強化すらしたい人々もいそうだからね。


識字率99.6%というのは戦前の数字らしい。神国日本バンザイ!である。


漢字のおかげで読字困難症が少ないというのもガセらしい。研究していないだけなのだ。識字も同様。読めない人はない存在として対策をサボっている。


そもそも「読める」とはどの程度なのか? 限界識字者という存在にも目を向けない。


日常の「よみかきイベント」を探れば、実際には14%ぐらいが限界識字者であるらしい。


学術用語もカタカナ語ではなく漢字で書かれると「水頭症」とか、何かわかったようになる。そのことを研究して人がいるらしい。


一方で「漢字イデオロギー」というのもある。戦前、兵隊の思考を鍛えるために漢字多様化政策すら取られたらしい。


漢字知識を持ち合わせた識字者による同じ識字者を相手として作り出した言説。それが漢字イデオロギーだ。168

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# by eric-blog | 2017-03-21 13:30 | □週5プロジェクト16 | Comments(0)

識字をとおして人びとはつながる

識字をとおして人びとはつながる

小沢有作編、明石書店、1991

2731冊目


識字とはどういうことか。


学校教育で文字を習得しなかった人々が「識字」の対象であり、識字学級の学習者たちである。ということは、次のような特徴があるということだ。


1. 被抑圧者である

2. 学卒者中心の社会での実利は何もない、出世もない、金儲けもない。

3. 知識の所有にも繋がらない。「銀行がた」学びにはならない。


では何のため?  92-


・辱めを受けない

・生活の自立

・わが表現の解放、自分の言葉の発掘

・社会への見方を変えていく


村を離れる識字からムラに根ざす識字へ。


自立と共生=人間化のひとつの容態

文字の奴隷から文字の主体へ


しかし、知れば知るほど、他者の文字の奴隷になる


識字の意味を他者にかすめ取られている。


この本では、この部分の前段に「学校の識字」とは何かが書かれているのだが、逆にしてみた。


学校の識字  80

  1. 1.ことばや文字に対する恐怖
  2. 2.識字差別意識の培養
  3. 3.成績差別意識の形成
  4. 4.成績制度の底辺への固定化
  5. 5.学歴差別意識の扶植
  6. 6.能力主義イデオロギーの注入
  7. 7.もつ側の価値観への同化
  8. 8.差別する意識の浸透
  9. 9.生活を見る目をくらませる


最悪やね。


つながる学びを求めたい。



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# by eric-blog | 2017-03-21 12:25 | □週5プロジェクト16 | Comments(0)

相席で黙っていられるか 日中言語行動比較論

相席で黙っていられるか 日中言語行動比較論

井上優、岩波書店、2013

2730冊目


中国人の日本語研究者のお連れ合いとの共同研究の成果。


面白い。


けど、紹介の仕方がわからない。違いはそんなに単純じゃない。ね。



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# by eric-blog | 2017-03-21 12:00 | □週5プロジェクト16 | Comments(0)

ERIC NEWS 533号 ともによりよい質の教育をめざして  2017年3月20日

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ERIC NEWS 533号 ともによりよい質の教育をめざして  2017年3月20日

ESDファシリテーターズ・カレッジ! すべての学びを参加型で!

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(文責: かくた なおこ 角田尚子

http://ericweblog.exblog.jp/

twitter : kakuta09  FBもやってます。)

N女の研究」なるものがあるそうだ。NGO/NPOで働いている女性のライフログについての研究だ。生涯N女なわたしも40代の頃にNGO/NPOで働く女性たちに集まりを呼びかけたことがあった。しかし、続かなかった。貧乏だったから、集まった時の飲食代も出すのが惜しい人もいたかもしれない。

しかし、それよりも高学歴なN女たちは、まさしく「孤独なミドルクラス」だった。学歴が高く、自分の能力で次の就職先を探さなければならない。能力主義的なようでいて、狭き門である研究職や高等教育機関は学閥、コネ、口利きが幅を利かせている世界。互いがたがいのライバルであることに代わりはなかった。

http://ericweblog.exblog.jp/15658451/

不思議なことだ。NGONPOは、渋谷望さんが指摘するような社会状況にこたえ、そのような時代状況を乗り越えるためにあるのではないのか?


一人一人の思いは強くとも、連帯には至らなかったということか。いや、何を連帯すればいいのかがわからなかったのだ。それぞれの団体の運営は独裁政権から巨頭体制、合議体など多様であったし、「女たち」の平場の組織は少数の中心的人物によって動いていたのは事実だ。


時代の動きの速い時は、流れがわからないものだ。


ビジョン系の公共的投資を開拓してきたはずのNGO/NPOだが、それらの予算がどんどん権力的配分のパイに取り込まれていくのを見ているいま、権力闘争に加担するのではなく、改めて、ビジョンを示し続けることの意味を重く受け止めている。N女歴30年超の感慨である。

◆◇◆533号 目次◆◇◆


◆◇◆1. TEST2017「問う心」を育てる=世界を疑う

◆◇◆2. ESDファシリテーターズ・カレッジ2017 のご案内

◆◇◆3. by ERIC 在庫処分2016! レッスンバンクもチェック!

◆◇◆4. with ERICこれまでの活動



◆◇◆1.  TEST2017「問う心」を育てる=世界を疑う ◆◇◆

 2016年度も、個人的に研修やワークショップに参加して新たな学びがありました。新しい学びと自分自身の実践をふりかえりつつ、次年度に備える。そんな時間がTEST教育力向上講座の時間です。


 今年は「問う」技術。Making Questions Workという佐藤宏幸さんが紹介してくれた本から「三つの原則」

http://ericweblog.exblog.jp/23034578/

と『たった一つを変えるだけ』の著者のワークショップからQFT質問づくりの技法を取り入れて行いました。

http://ericweblog.exblog.jp/23722910/


記録はこちらから。

https://www.dropbox.com/sh/nnepmp8zhsl7yjq/AABYDNvaMC7PICt1Dry_HLlta?dl=0


実は一番面白かったのは終了後のファシリテーターのふりかえりミーティングでした。QFTQFDの構造に忠実であろうとしていなければ、やったであろう「問う」ことについて「12のものの見方・考え方」で迫るものでした。もちろん、その分析で出た内容は、それまでの二日間の議論を踏まえたものであったので、最初にやるのとでは全く異なるないウヨであることは間違いがありませんが、やってよかったです。


TEST教育向上講座の初期の形を覚えている人たちは、まずは自分たちが共に考えたい内容を出し合い、一つずつのテーマについて2時間のセッションで共に考えるためのプログラムを工夫するやり方を覚えているでしょう。アダプト・ア・セッション方式です。今も、このやり方でやりたい気持ちは満々ですが。


QFT質問づくりはまさしく「問い」からネクスト・ステップにつなげていくものですから、それをファシリテーター育成の二日間の構造にするとすれば、初期のTESTの形を取らざるを得ないと思います。


「問う」の同義語は「質問」「疑問」「問題」など。

英語ではていずれもQuestionで、ダンさんのワークショップでもそのことについて質問が出ていました。


今回、「問う」について、連想図、因果関係図、対比表、マトリクス分析で分析して発見したことは、羅列すると次のようなことです。


・「問う」側に主体がうまれる。

・問われた側は「疑われた」と身構える。自分の世界にしがみつく。

・通常、人は完璧な世界で生きている。「問う」ことはその世界にほころびを見出すことである。

・「疑われた」側は自分を正当化しようとする。疑う人間を排除する。

・マイノリティが「問う」側になるのは、弱者にとって世界は完全ではないからである。

・完璧な世界に生きている人は、その完璧さを尊重してほしいと願う。疑うべきところなどどこにもない。

・「問う」姿勢として、大切なのは、「共通の課題」あるいは少なくともなんらかの「共通の利害」があると信じて、問うことである。「疑う」「問いただす」というような問われた側に自己防衛を強いるものではない。

・ここで「問う」ことと、ファシリテーターとしての「健全さ」が関わってくる。

・「問う」ことは傷つけることである。世界をほころびさせることである。健康さとは傷つきから回復できることである。世界のほころびを見つめてなお安全で安心でいられる場と関係を作り出すことが、ファシリテーターの役割なのである。


なんて、とんでもない二日間を過ごしてしまった。わたしが骨折していたせいである。そこから「傷ついても回復する健康さ」の共有が始まった。骨折り損のくたびれ儲けでなかったことを祈る。


自己紹介のアクティビティは『ひと文字のキセキ』を使いました。


http://ericweblog.exblog.jp/23733781/


まだまだ報告したいことはいっぱいあるけれど、左手が悲鳴をあげてきています。口は達者なんだけどなあ。


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# by eric-blog | 2017-03-20 17:30 | ERICニュース | Comments(0)

ひと文字のキセキ

ひと文字のキセキ

浦上秀樹、PHP,2013


2729冊目


一つの漢字の中に、ことばが潜められているのが「ひと文字」である。


アクティビティとして、まずトレースする。トレースしたものをことばの一つひとつの仮名文字ごとに色分けする。


楽しかったあ。ありがとう、浦上さん!


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# by eric-blog | 2017-03-20 17:16 | ☆アクティビティ・アイデア | Comments(0)

言葉から社会を考える この時代に<他者>とどう向き合うか

言葉から社会を考える この時代に<他者>とどう向き合うか

東京外国語大学言語文化学部、白水社、2016

2728冊目


東京外国語大学で専攻可能な27の言語について、それぞれの教員が書いた随筆集。その言語の今や学習のどうき、言語の変容などが紹介されている。


一読しつつ、言語は「より簡単に合理的に変化する」中で、民族言語の文字の復活や母語教室など、維持する努力も続けられている。


『ヒトはいかにして人となったか言語と脳の共進化』

テレンス W. ディーコン、金子隆芳訳、新曜社、1999

http://ericweblog.exblog.jp/746537/


は、「幼い脳が乗っ取られやすい言語が生き残る」と指摘されている。


多くの言語が消滅していく中で、均質化と多様性がせめぎあっている。


人権教育をやっていると、教育そのものが、そして差別抑圧を回避しようとすることが、排除する言葉や言い回しがあることを思う。その言葉の使用者にとっては、その否定そのものが抑圧のようにも受け取られるであろうことも、思う。


しかし、『援助者の思想』を読んでいると、まだまだ表現しきれない、主流派に取り込まれてしまっている思いや存在があると確信する。


今の社会が持っている文化的ブルドーザーは、地表にあるものを暴力的に地ならししていくだけでなく、その重みで土を踏み固めることで、土の中からの芽生やモヤモヤした存在をも押し潰しているように思う。


ここに書かれた27の言語は、まだマシな方なのだ。


識字とは何か。


言語を知っている。自分の母語ではない場合もある。

文字を学んだし、読み書きできる。

BICsレベルだけでなく、CALPレベルまでの言語流暢性がある。


などいくつかの指標があると思う。


識字率とは何か。すら、難しい問題なのだよね。



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# by eric-blog | 2017-03-16 17:13 | □週5プロジェクト16 | Comments(0)

日本は朝鮮で何を教えたか

日本は朝鮮で何を教えたか

旗田巍、あゆみ出版、1987

2727冊目


1985年にあゆみ出版から朝鮮総督府が出した教科書が全て復刻されたことを記念して、19851124日、成城大学において「幻の教科書の行方」というシンポジウムが開かれ、そしてその報告を中心に、そして復刻版の翻訳も含める形でこの本が作られた。


最近、東京都北区に東書文庫という教科書図書館があることを初めて知り、何回か利用した。戦前戦中のものも揃っており、機会があれば、ぜひ、実物を手にとって見てほしい。


わたしは習字の教科書を中心につ閲覧したのだが、植民地支配時代の教科書ではハングルが出てくるのは最後の最後だ。


日本国内においても皇民化教育が徹底されていくのは国民学校においてであるが、植民地においても1943年から皇民化、つまり、学校が軍事目的に使われる傾向が強まった。


学徒動員と軍隊の下請け教育の実践である。104


植民地においては日本語しか話せない教員を採用し、児童生徒に日本語を覚える圧力を強くかけている。


1910年明治43年から1945年までの36年間。1911年に出された朝鮮教育令によって「皇室を崇敬すること」を旨として制定される。65



私立学校に対しても規制を厳しくし、結果、民族教育を不可能にし、寺子屋教育(書堂)も大正7年の書堂規則により制約していく。



同時に、日本が持ち込む教育を「文明教育」として、それまでの伝統的な教育に対して優位性があることを強調する。「天子の恩沢を蒙らしめて文明の民とする」。朝鮮の歴史については、大国に脅かされる地政学的位置にあり、独立が難しいと断定し、日本が併合することを合理化。


三年で朝鮮人の子供を日本人の子供と同じにするという目標を掲げた。


しかし、日本の子供になっても、日本人に対する恭順と序列は明らかであった。


このような教育政策によって何が残されたか。


日本人の朝鮮人に対する差別意識であったと、報告書は指摘する。




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# by eric-blog | 2017-03-16 16:35 | □週5プロジェクト16 | Comments(0)

QFT  質問づくりテクニーク Question Formulation Technique

http://www.eric-net.org/news/QFT.pdf


TEST2017教育力向上講座での実践用Power Point資料

問う心 を育てる QFT

QFT 質問づくりテクニックのルールの共有

問う: テーマについて考えられる限りの問いをブレストする

問いを分析する、言い換えてみる: 「閉じた問い/開いた問い」

優先順位の高い問いを三つに絞る: 選んだ理由などを確認する

「問い」に対する次のステップ: 知りたいこと、知るためにとる行動

ふりかえり

QFT ルール
=ブレインストーミングの原則

できるだけたくさん問う。

出された問いについて議論しない。

問いは出された言葉通りに書き出す。

意見や主張が出された場合も、疑問形にして書き出す。

問いに順番に番号を振っていく。

閉じた問い  closed-ended
開いた問い  open-ended

定義

「閉じた問い」とは、yes/no、あるいは一語で答えることができるもの

「開いた問い」とは、答えるのに考える時間が必要な問い。

それぞれの短所長所を考える。

リストの問いを分類する。

閉じた問いを開いた問いに、開いた問いを閉じた問いに言い換えてみる。



優先順位をつけるとすれば・・・

最も重要だと思うものを三つ選ぶ

あなたにとって

テーマにとって

学習目標にとって

などなどの「問い方」があり得るが・・・

選んだ理由は?

リストのどこにある?

次のステップ: 知りたいこと、そのための行動

問い

必要な情報know

そのための行動 do

1.



2.



3.




ふりかえり:
テーマについて、QFTについて

共有する

吟味した問い

優先順位とその問いのリストでの位置

優先順位の根拠

次のステップについて

学んだことは何か

どのように学んだか

テーマについて新たにわかったことは何か

QFTについて学んだことは何か

学んだことを次につなぐ:
QFT
の応用

QFTはどんなことに応用できるだろうか?

授業のどの段階で活用できるか?

導入

展開

まとめ

どういう目的で使うことができるか?

動機付け

知識の定着

評価

行動計画づくり

参考『たった一つを変えるだけ』ダン・ロススタイン他、新評論



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# by eric-blog | 2017-03-16 16:05 | ☆アクティビティ・アイデア | Comments(0)